明雄さん、金光さん、猛さん、孝子さん、キヌエさんを招いて今年で2回目となる、「DASH村夏の大運動会」が開催された。

 今年の運動会の種目は「村長スプーンレース」「あめ食い競争」「椅子づくり対決」「借り物競争」「丸太ボーリング」「パン食い競争」の6種目。どの競技もとても楽しく、その中でも「あめ食い競争」での、顔を真っ白にして飴をゴールまで持ってくる皆さんの姿はまるで子供のようで、明雄さんは熱心さのあまり顔に粉がつくことも忘れ、真っ白になりながら飴を探していたのがとても印象に残った。




 私が最も皆さんの腕のすごさに感動したのは「イスづくり対決」。私が1本の木を切り終わる間に、4本の木を切り終わっていたり、1本釘を打っている間に5本釘をうち終わっていたりと、限られた木材・竹の中から材料を選び、作っていく早さに、手も足もでない状況とはこのことかと身にしみて思った。さらに、丈夫で工夫の凝らしたイス。もう、「すごい」という言葉しかでなかった。

 そして何よりも、体を動かした後の食事。孝子さん、キヌエさんが作った手打ちそうめんはもちろん、私と明雄さんが作った夕食の天丼も格別の味。しかも、皆で食べているからさらにおいしく感じた。
 この運動会を通して、明雄さんはじめ近隣の皆さんと共に一緒の競技、食事をしたことで新たな「絆」ができた気がする。皆さんが笑顔で楽しんで下さる姿を見たら、今年も運動会を開催してよかったと心から思った。

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