リベンジとなった「守口大根」栽培。前回は80cm。普通の大根よりは長く育ったものの、守口大根本来の長さの1mを超えることはできなかった。リベンジということもあり、今年こそは1mを越えたかった。
 そのための下準備、畝づくりは前回にもまして大変な作業だった。1m近く掘り、1m50cmの巨大な畝を作る。腰が痛くなってしまった。

 そんな畝で守口大根はのびのびと育ち、大きな被害もなく無事収穫となった。1本ずつ緊張しながら、引き抜いて行く。無理矢理引っ張るとすぐ折れてしまう。でもある程度強い力で引っ張らないと抜けない。本当に難しい作業だった。




 苦労の末、立派な大根が収穫できた。根まで入れたらなんと、112cm。私の掘ったものが1番長かった。でも1番だったことよりも、1mを超えたことが本当に嬉しかった。大雨の夜中、必死に溝を掘った甲斐があった。ほとんどのものが90cmを超え、リベンジは成功となった。
 守口大根と言えば「守口漬け」。守口漬けを作るには最低でも2年かかるらしい。でも2年も待っていたら、私のお腹は「守口大根」を忘れてしまう。できれば数本でも早く食べたい。
そんなことで「いぶりがっこ」「からし漬け」「梅しそ漬け」の3種類の漬け物も作った。
 縁側で皆で食べる朝食。なんだかいつもよりおいしかった。その味は「守口大根1m越え」という喜びの味でもあった。

 縁側から見る村は徐々に春景色となり、梅も満開を迎えた。でも、桜が咲くまでにはもう少しかかりそう。今のところ梅派の私だけれど、やっぱり桜も楽しみ。咲いたらやっぱり桜派になってしまうかもしれない・・・

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