寒風にあおられ枯れ葉がゆらゆらと舞い散り、山のように枯れ葉が積み上げられる。
最近は竹ぼうきで枯れ葉を掃くのが欠かせない日課になっている。
 枯れ葉を集める度に風が吹き、嫌になる時もあるけれど、木の葉が風でうずをまく姿も、また面白い。

そしてそんな寒風の寒さを和らげてくれるのは、「冬の太陽」。
夏の太陽よりも低い位置で、より近い場所で私達を温めてくれている気がする。




 そんな太陽の光を体いっぱい浴びると、なんだかほんわかとしてくる。本当に太陽の有難みを感じる。一年間を通してこれほど太陽に感謝する時はないと思う。太陽のおかげでコチコチに凍った手もちょっとずつほぐれてゆく。
 そして、太陽は私だけでなく、村の住人みんなを温めてくれる。
マサヨ一家も冬の太陽の暖かさで、気持ちよさそうに日向ぼっこをしている。北登も微動だにせず、気持ちよさそうに寝ている。

 なんだか私も昼寝をしたくなってきた。でも2007年もあと2週間。
寝ていては時間がもったいない。悔いのない時間を過ごしたい。

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