梅雨入りしたのにも関わらず、今日は雨雲どころか雲ひとつない青空。
そんな中で、今年最初のヤギ達の餌「乾草づくり」を終えた。
沢山の乾草のブロックができ、これで、梅雨の間の餌の心配もなさそう。

 牧草は、年に数回刈り込みを行うのだが、今回はその1番刈りの牧草。明雄さんが言うには、この1番刈りの牧草がヤギ達にとっては1番おいしいらしい。私達からしたら、1番の草も2番の草も同じようなものだが、ヤギ達にとっては大きく違うのだろう。
 そう考えると、ヤギ達は、意外にグルメなのかもしれない。




 そんな牧草を刈ってすっきりした地に、赤く光るものがあった。
それは「さくらんぼ」。
 私は小さい頃から真っ赤な缶詰のさくらんぼが「さくらんぼ」だと思っていた。それだけに、村で本物の生のさくらんぼをはじめてみたときは、「こんなに綺麗なものなのかと」感動してしまったものだ。見た目も、私の大好きな桃に劣らず、とてもおいしそうに見えた。

 数少ない中、1個だけ口にしてみると、皮がしっかりとしていて甘酸っぱくて、とてもおいしかった。いくらでも食べられそうな気がした。ただ、そんなに数がないのが残念。
さくらんぼの別名「桜桃(おうとう)」。やはり、私は桃とつくものが好きなのかもしれない。

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