暑さ厳しいのは相変わらず。でも日は少しずつ短くなり、朝晩肌に触れる空気もひんやりとしてきた。 一日が早く終わるのは少し寂しい気持ちになるけれど、これも季節が移り変わろうとしている証であり、今その瞬間を味わえることに感謝したいと思った。 |
そんな中、「まだまだ夏は終わらせない」と言っているかのように元気に鳴いているのが村のセミ達。ミンミンゼミにエゾゼミにヒグラシ、みんな元気よく鳴いている。 |
夜も一生懸命鳴くセミを見て、「生きる」とはこういうことなんだと改めて思った。力がある限り鳴き続け、子孫を残そうとするセミの一生。1分1秒を大切にし、自分の声で精一杯の気持ちを伝える。今の私には到底まねのできないこと。 そんなセミを見て、心で思っているだけでは何も変わらないのだと改めて思った。人間は、言葉という特別なコミュニケーション道具を持っているのだから、少しでも言葉に出して伝えなければ。まずは自分の言葉で、一歩でも進みたいと思う。 |