夏の風物詩「朝顔」がようやく咲き始めた。
今年の夏は寒かったせいか、咲くまでに少し時間がかかったみたい。
そんな朝顔の開花を合図に、今年の運動会は始まった。

残念なことに、連日の悪天候が続き、雨でのスタート。
小雨の中のラジオ体操は、少し寂しいかったけれど、参加して下さる近隣の皆さんの笑顔を見たら、そんな気持ちはすぐに飛んでいってしまった。
  今年で4回目の運動会。毎年思うのは、同じ運動会だけれど、毎年違うものに感じるということ。もちろん競技自体も違うけれど、運動会を終えた後の気持ちが違う。




1年目は、近隣の皆さんとの新たな絆を感じ、2年目は、村人1年目を迎えることができた感謝の気持ちでいっぱいになり、そして今年は、近隣の皆さんへの感謝はもちろん、「世界は1つ」なんだと感じた。
それは、バングラデシュからの留学生「エムティ」のおかげだと思う。
初めは、エムティが運動会を楽しんでくれるかとても心配だった。私の片言の英語で通じるか、国柄的なものもあり一緒に競技をやってくれるか。色々なことを考えた。でも、エムティが笑顔で近隣の皆さんと話している姿、梅干しの種を楽しそうに飛ばしている姿を見て、とても嬉しかった。言葉が通じなくても、同じ競技をすることで深まる絆もあるのだと、改めて感じた。

こうして無事運動会も終わり、夜空を見上げると星がキラキラと輝いていた。もっと早く晴れてくれれば良かったのに。



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