畑一面、白銀の世界。
今年も霜の季節が到来した。一年ぶりの霜だけにとても新鮮で、今年もこの光景に出会えたことがとても嬉しかった。

 朝日を受けてキラキラと輝く霜。凍てつく中で色々な表情を見せてくれる。丸い氷の結晶をつけるのもいれば、霜柱に似た結晶がついているものもあり、まさに芸術という感じ。やはり自然の力というのはすごい。




 初霜が降り、紅葉が一気に深まり、村は赤や黄色で彩られる。
今年の紅葉は絵に描いたような風景が広がり、思わず見とれてしまう美しさ。
茶色に枯れることなく、綺麗に染まるイチョウやカエデたち。紅葉はいいものだなと改めて思った。
朝は白銀の世界、昼は赤や黄色の彩りの世界。1日で色々な世界が楽しめる秋は、本当に贅沢な季節。

 そんな霜が降り始めた中、節気は「立冬」。
立冬とは初めて冬の気配が現われてくる日。つまり、もう冬の入り口。
これから寒い冬がやってくるのかと思うと、少し憂鬱になったりもする。

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