今朝は「光の春」という言葉がぴったりの日差しが村を照らしている。 「光の春」とは、立春が過ぎて陽の光が日増しに強くなって、寒さの厳しい中にもどこか春の訪れを感じること。 |
北登はこの春の訪れを感じたのか、顔が心なしかほころんでいるように見える。その顔を見て思わず私の顔もほころぶ。やっぱりみんなが笑顔になれる春はいいな。 |
こんな春の表現の言葉は「光の春」以外にもあって、「音の春」「風の春」「色の春」「気温の春」などがそれ。 そう思いながら村内を歩いているとその中の別の春に出会った。それは春を彩る花々や緑の息吹を目で感じる「色の春」。 私が発見したのは黄色い春、「福寿草」。 |
毎年、春の訪れを教えてくれる花。まだまだ緑少ない茶色に咲く一輪の「福寿草」は、とても輝いて見えた。そんな福寿草を見ていたら、気持ちまでも暖かくなった。春の花は気持ちまでも暖かくできる魔法の花だ。 次はどの春に出会えるか、今から楽しみ。 |