「夏 飛行物体に ご用心」

先日、デビューした10代目アイガモ隊は今日も分けつが進む苗の間を駆け巡っている。大きさもふっくらした体型がどんどんスリムになり、親ガモの体型に近づいている。僕も大分親代わりに近づけたのか、手を一発叩くだけで反対側にいるアイガモたちは田んぼを横断して全力疾走して来るようになった。

ただ、相変わらずちいは他の子たちより5秒は遅れて来る。体は他の子たちと同じようになって来たのだが、少しおっとりしている所があるからかもしれない。去年はちょうど今の時期にオオタカがやって来て連れ去ってしまう事もあったので、特に集団から遅れがちなちいは気を付けなきゃいけない。




そして、僕ら自身が一番気を付けなければいけない危険なやつがいる。ちょうどこの時期、巣を作る為に活発に動き回るスズメバチ。この前、牧草地にヒツジ姉妹を放して戻る途中、桃の木に大きさ5cm以上はあるのではないかというスズメバチがいた。あまりの大きさに怖じ気ついてしまい、見つけた瞬間後ずさりして全力で逃げた。逃げると追ってくる事もあるそうなので、ゆっくりその場を離れるのが一番だというのは知っているが、目の当たりにするとやっぱり反射神経か走って逃げてしまう。

大きな羽音をさせて向かってこられたら、何をしてもかなわないと思う。この先もまだまだ出没すると思うので、スズメバチには細心の注意を払わなければいけないな・・・。

前の週 次の週