「2010年 新米できました」

最近、周りの人によく「太った」と言われる。
今までは、むしろ「細すぎる」と言われる事の方が多かったのに、「太った」と言われるのは、多分人生で初めてでないかと思う。あのファーストフード大国のアメリカで4年半もの間、生活していた時でさえ太る事はなかったのに、ここに来て太り始めた。確かに、自分でも薄々自覚していた事だけど、こうも多く周りの人に言われるとさすがに気になって来る。

でも、自分自身、原因はちゃんと理解している。村人になってもう少しで一年が経とうとしているが、毎度お腹がいっぱいだと思っていても、どうも箸がのびてしまい、お腹いっぱい以上に食べ過ぎてしまうのだ。




村の食事はとにかく美味しい。というのも、ここでは自分たちで栽培した物を自分たちの手で調理するので、普通の美味しいに愛着分がプラスされるのでなお美味しく感じるのだ。これに勝る料理はなかなかないんじゃないかと思った。少し失敗したとしても何だか美味しく感じるのだ。しかも自分たちで栽培した食材を使っている分、あまり食べ残しもしたくない・・・。

今回の村の食卓には秋鮭料理とシイタケ料理、そして自分たちの手で育て刈り取った新米が並んだ。どれも、一から栽培して自ら収穫したものや、漁に協力して頂いたもの。やっぱり、食べ過ぎてしまった。しかも今回は新男米の新米なのでいつも以上に食べてしまったかもしれない。いもち病に、高温・乾燥と様々な障害を乗り越えたお米。白濁した米や割れてしまった米もあったけれど、見た目以上に美味しかった。
うーん、太るのは嫌だけど、やっぱりどうしても食べ過ぎてしまうな・・・。

前の週 次の週