80歳を超えても、積極的に学ぶ姿勢は見習わなければならないし、お米に対する明雄さんの意気込みの高さを感じた。
この日はいくつかの農家の方の水田にお邪魔して、色々と教えて頂いたのだが、同じ地域でも土質も違えば、育苗や田植えの方法も色々だった。棚田でお米づくりをする農家の方は、環境がいいからいもち病に絶対にかからないと断言していた。しかも、環境がいいだけではなく、様々な趣向を凝らしより良いお米づくりを目指していた。例えば、苗をわざと痛めつけて丈夫にしたり、水に浸けて育苗したり。
この事を通して、お米づくりには、「土・水・気候」と大切な要素が沢山あり、それに個々の農家さんのこだわりやおいしいお米を作るという志などがプラスされてあのおいしい魚沼産のお米が誕生するという事が分かった。 |