2007.12.10 セパハン戦後選手インタビュー
FW永井雄一郎(先制ゴール)
この試合はとにかく楽しみにしていた。
どこまで行けるか本当に楽しみ。
今日に関しては(アシストの)相馬のおかげ、感謝したい。
次のACミラン戦も、いい試合にしたい。
リーグ戦の最後の方はうまくいかなかったが、それを修正できたおかげで、今日うまく試合が運べた。
相馬とは試合前にDFラインとGKの間にボールを入れてくれと話していた。
相馬が触るだけでいいボールをくれた。
気持ちの面では、(リーグ戦と)切り替えて、新鮮な気持ちでやれている。
試合前に、アジア王者、日本の代表として恥ずかしくないプレーをしたいと思っていた。
まだまだこれから。気を引き締めて直していきたい。
次の試合でも出来れば点をとって、勝ちにつながる働きをしたい。
今日もサポーターがたくさん来てくれた。
次は横浜だが、多くの人が後押ししてくれるからそれに応えられるよう、ただ一生懸命やるだけ。
Q.日本人初ゴールですね!
おいしいっすね。(笑)その直前にハセ(長谷部)が外したので。
必ずチャンスは来ると思っていたし、そのチャンスを決めたいと思っていた。
FWワシントン(2点目)
自分もチームもいいゲームが出来てよかった、幸せだ。
この大会は新しい特別な大会。
日本にとって、浦和にとって、特別なチャンス。
歴史を作っていきたい。
今日のゲームは素晴らしかった。
守備では相手にスペースを与えず、攻撃では、効果的に点を取れてよかった。
ゴールは、阿部のパスが素晴らしかったんだ。
相手の裏に出してくれて。
GKかわした後に、前にスペースがなくなって、角度もなかったけれど入って良かった。
ACミランのようなビッククラブと対戦できるのは、日本にとっても浦和にとっても新しい歴史を作る意味がある。
その舞台でぜひ活躍したい。
チャンスがあれば、ゴールを決める自信はある。
まずはチームに貢献できればと思っている。
点を取って、ACミランに勝って、決勝にいきたい。
MF鈴木啓太
この大会もワールドカップであり、自分が子供の頃にこの大会はなかったけれど、小さな頃に夢見ていたワールドカップに参加出来ている。
そしてもし今日勝つことが出来ればACミランと戦えるという高いモチベーションを持ってプレーした。
チームとしてコンパクトに出来たし、狙いがはっきりしていた。
この1週間で修正できたと実感していて、自信を持って臨めた。
その自信と、コンパクトなサッカーが一番大きかった。
本当にうれしい。
今日はいいゲームだった。
今シーズンの中でも、ベストゲームと言える。
点を取るべき人が取ってくれたしね。
自分たちに失うものはないので、(ACミランに)思い切りぶつかるだけ。
とは言っても、日本というホームで出来るわけだし、勝ちに行きたい。
90分の集中と、リスクを犯さなければ勝つことは出来ない。
勝負どころでは、リスクを犯してでも、前に出ることはやりたい。
Q.キャプテンとして何か特別なことを?
みんな自分がキャプテンだと思っているので(笑)それほど僕自身、気にすることはない。
ただ、なにがおこるのかわからないのがサッカーであり、そこがおもしろいところ。
天皇杯で、J2(愛媛)に敗れて、くやしい思いをした。
今度は、同じことをACミランにやってやりたい。
DF田中マルクス闘莉王
こういうサッカーをやるつもりだった。
点を取りにいき、積極的な守備もする。
流れを持って来れるよう、前へ前へと。
非常にいい流れだったので、よかった。
Jリーグの連覇を逃してしまったので、ファンに喜びを与えられるよう頑張った。
失うものは何もない。
相手がどこであろうと、レッズらしいサッカーをしたい。
いやー楽しかった!久々に楽しく試合が出来たし、チームもいい状態だし、相手はACミランだし。
なかなか出来ない事なので、次も楽しみたい。
うちのサポーターは世界一。それも、ACミランに見せつけたい。
失うものは何もない。
MF長谷部誠
いや〜、シュート外してすみません!
僕らに失うものはない。
今日みたいなプレーが出来れば、ACミラン相手でも戦える。
自信を持ってやれる。
みんな、気持ちも入っていて、プレーに現れていた。
次のACミラン戦が本当に楽しみ。
MF阿部勇樹
大会の方式が変わったけれど、昔見ていた大会に自分が出ているので不思議な感じ。
多少緊張したが、名古屋でもサポーターが真っ赤に染めてくれたので、リラックスして出来た。
対戦したことのあるチームだったので、やりやすさは多少あったかもしれないが、相手よりも自分たちがどれだけ切り替えて集中してやれるかが課題だった。
シュートも打てたし、ワシさん(ワシントン)がフリーで、下もスリッピー(滑りやすい)だったので、早いボールで足元にパスすれば、後はワシさんの技術が素晴らしかった。
ワシさんが決めてくれたので、後が楽になったと思う。
日本を代表して出ているので、その重みは感じているし、それをいいモチベーションとしてプレーに出せればいい。
まずは、気持ちで負けないことが大事だと思う。
(アテネ五輪でイタリア代表と対戦した)リベンジではないが、あれから日は経っている。
あの時感じた差を今どう感じるか、ぶつかっていくだけ。