2007.12.16 エトワール・サヘル戦後インタビュー
◆ヒーローインタビュー
FWワシントン
アリガトウゴザイマス!本当は優勝を狙っていたけど、世界には強いチームが多いから仕方ないね。対戦相手をリスペクトしたい。自分もベストを尽くし、世界の3位になることが出来た。チームのみんなにおめでとうと言いたいし、支えてくれたサポーターに感謝したい。
ずっと応援してくれていたので、自分のためだけでなく、サポーターのためにゴールを決めたいと思っていた。いい形で締めくくれたと思う。本当にありがとう。
浦和レッズのサポーターのことは一生忘れない。
◆試合後インタビュー
FWワシントン
チームに貢献できて良かった。全員が頑張ったから3位になることができた。
前半は下がり過ぎてしまい、いいサッカーが出来なかったが、後半はよく出来たと思う。
消極的、守備的にやっていては、浦和レッズの良さは出ない。後半はそれが、解消されたのでは。
イエローカードは確信犯(笑)あのイエローは、価値のある警告だと思っているよ!
日本一のサポーターと喜びを分かちあえて良かった。日本で一番強いチームを去るのはとても残念で、淋しく思っている。
(戻ってくることは?)将来のことは分からないけど、いつか監督として、戻ってくるなんてこともあるかもね!
MF鈴木啓太
クラブとしていい経験をすることが出来て、結果も残す事が出来たので、自分としてもうれしい。
自分に足りないものが、何かたくさん気付かされた。逆に通用する部分も分かったので、いい経験になったと思う。こういう経験を重ねて、一つ一つのことを大事にして、またこの大会に出られるように頑張りたい。
Q.気付かされたこととは?
プレーの質、判断の質…。実際ピッチに立たないと分からないことばかりで、うまく言葉に出来ない。通用したことはほんのちょっとで、足りないことの方が多かった。
Q.どのような気持ちでこの大会に臨んでいたのか?
失うものは何もないという状態で戦えること自体が、久々のことだった。チャレンジャーという意味で楽しめたし、その気持ちがチームをいい状態にもっていけたのだと思う。この大会に出てチャレンジするからには、世界一を目指したい。そのためには、まだ越えなければならない壁がすごくたくさんあることに気付いた。そこに向かっていくことが大事だと思う。
目標とは結果ではなく、自分そしてチームが進んでいく道が、ワールドワイドになったということ。
Q.まずはACLですね!
それはその時にまた…(笑)この経験をもう一度!と思っているので、戻ってこられるように頑張りたい。
MF阿部勇樹
浦和レッズの名を世界3位として残せたことはうれしい。相手の9番(シェルミティ)は危険な選手で、油断すると裏を取られると思っていた。自分のポジションはいつもと違ったが集中してプレー出来たと思う。
Q.今大会は特にシュートを意識しているように見えたが?
チャンスの時には、シュートを打たないと入らない。Jリーグの終盤で、ゴールがなかなか入らず、もっとシュートを打てば何かが起こるのではと思っていた。この大会も、海外のリーグも、ワールドカップを見ても同じだと思う。
Q.世界との差とは?
準決勝でACミランとやったことが、今後に生きると思う。ガチンコでやれた…向こうがどれだけ本気だったかは分からないけれど、貴重な経験なので、自分が今後どう生かしていくかが大事。
クラブのワールドカップという大きな大会だが、参加するからには勝たなければ。
今思い出しても、ACミランが球際はがっつり来て、手を抜かずにやってくれてたとは思う。
来年は、取れるタイトルは全部取れるよう、準備をしっかりして、来年もこの大会に出られるよう頑張りたい。Jリーグも必ず取りたいと思う。
Q.ワシントンについて
これだけの素晴らしい選手はそうはいない。今日は自分が点を取って勝たせるという気持ちで本当に2点取るなんて。大会中、ゲーム中、そして終わった後のチームの雰囲気も良くしてくれた。
点を取ると言って、本当に取るのはなかなか出来ないこと。どこに行っても、ワシさんらしくいて欲しい。お互い成長したところを来年この大会で見せたいですね!
MF相馬崇人
(アシストは)狙ったところに蹴れたと思う。今シーズンは、リーグ戦にもあまり出れず悔しい思いもした。あまりアシストも出来なかったので、最後に出来て良かった。この経験は大きい。
こんな舞台で出来るのは滅多にないこと。フィジカルの差、落ち着き方、歴史、経験の違い、そして個人の能力の差も感じた。(世界3位は)うれしいけれど、もっとやれたのかな?という思いもある。もっと世界に近づけるように、頑張って行きたい。
MF長谷部誠
最後に気持ちよく勝てて良かった。今日の相手は、チュニジア代表としてワールドカップに出場している選手も多く、手強かった。自分の中でやれると思う部分もあった。ACミランとやって出来なかったことを、イタリアでどう縮めていくかが課題。自分のプレーのバロメーター、位置づけが今大会ではっきりして良かった。ACミラン相手では、ボールを持っても前を向かせてくれない。寄せてつぶされていた。出来たこと、出来なかったこと、いろいろあったけど今の自分が出来ることはやったつもりだ。それが、世界レベルにはどう映ったかわからないけれど。
これからも可能性はたくさんある。浦和レッズはこういう大会に、出続けなければいけないチームだと思う。ワシントンとは2年一緒で、まずプレーが素晴らしいと思う。いいことも悪いこともいろいろあったけど、チームとして点を取って助けてもらったことは数えきれないと思う。
GK都築龍太
世界3位はうれしいが、個人的にはミスもあったので満足していない。2失点目に絡んでしまい、(PK戦は)絶対勝ちたいと思っていた。うちの選手は決めると信じていたし。ワシントンは、最後の最後で2点も決めてくれて、僕自身は助けられたと思っている。ブラジルに帰っても活躍してほしい。まだまだな部分と、ある程度出来た部分があるので、これから自分の中で整理して、また来年この大会に臨みたい。
◆クラブワールドカップ総集編より
MF相馬崇人
世界3位という結果については、本当にうれしいの一言。ACミランとある程度はやれたので今日はいけるかなと思っていたが…。(苦笑)ACミラン対ボカの試合は、いいものを見せてもらったという感じ。みんな強かった。特にACミランは、対戦した時よりもまた強かったと思う。
来年は、決勝まで行きたい。行っちゃいますか!(笑)
MF細貝萌
本当にうれしい。PK戦の時は、少し緊張してしまった(笑)それでも、決められる予感あったので落ち着いて蹴れた。今まで、この大会はテレビで見るものだと思っていたし、いつか出られるとは思ってもみなかった。いい経験が出来たので、これを生かしていければと思う。決勝は、またレベルが違うと感じた。相馬がそういうならば、僕も来年一緒に決勝に出たいですね。
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