TOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップジャパン2007

大陸予選情報

浦和レッズ/アジア代表



2007.12.14 ACミランとの激戦から一夜あけて

14日、前夜の激闘から一夜明け、ホームの大原グラウンドに戻った浦和レッズ。
試合に出場したメンバーは、ジョギングなどの軽めの調整を行いました。

この日発表された大会MVP候補8人に、浦和レッズからはMF阿部勇樹がノミネートされるといううれしいニュースが届きました。その一方、残念なことに、ACミラン戦で負傷退場したDF闘莉王は、左太ももの肉離れで、全治4週間と診断されました。3位決定戦は欠場となりそうです。

DF坪井慶介
手応えを感じた一方で、世界との差を痛感させられた。

Q.具体的には?
大雑把に言うと全て。厳しいプレッシャーの中、自分たちのプレーが出来ている点が特に大きく 違った。

Q.ゲームプランはどういうものだったか?
守備的になるつもりはなかった。いい守備をして、攻撃を組み立てられればと思っていたが、なかなか出来なかった。粘り強くあきらめないで行くという点では、完璧ではないが出来た。その精度をさらにあげていければいいと思う。

Q.対戦して感じたACミランの強さとは?
一人一人がしっかり止めて蹴る。戦術的にも、全員がしっかり同じ絵を描いている。それが崩れないことが強みだと思う。

Q.特にそう感じたシーンは?
あげたらキリがない。プレッシャーをものともせず、正確にプレーするところが凄かった。

Q.カカに対する印象は?
すごいっすね。その一言につきる。あの時(失点シーン)は、着いて行くのが精一杯。
足が最後の最後で出なかった。厳しいプレッシャーのかけ方など、今後もっと意識していきたい。

Q.点差は1点だった。大きな1点、小さな1点?
どっちとも取れる。自信を持つと同時に、反省すべき点は反省して、次につなげていきたい。
今シーズン最後の試合、しっかり勝って終わりたい。今シーズン最高のプレーを見せるため集中してやっていきたい。

FW永井雄一郎
点差以上の差を感じた。いつもどんな相手でも、同じように挑むが、後半は思うようにプレー出来なかった。やっぱりヨーロッパのチャンピオンだと実感した。個々のフィジカルの強さ、技術の高さ、落ち着き、プレーの質の高さ、大きな差を感じた。

Q.手ごたえは?
チームとしては組織が良かったと思う。逆に出来なかったのは、落ち着いてボールを回せなかったこと。プレッシャーなどで、慌ててボールを放してしまった。(1点の差は)大きかったが、1−0で抑えられたことは評価できると思う。最後は頑張ってやるだけ。3位で終わりたい。

MF長谷部誠
出来たこともあったが、負けてしまい残念。ACミランは、個々としての能力、全てにおいてレベルが高かった。チームとして守備は出来たが、攻撃は出来なかった。個人としても攻撃が出来なかった。まだまだやらなきゃいけないと思った。まず、守備をしっかりして速攻につなげて行こうとした。出来た部分は多かったと思う。

Q.「和製カカ」と言われているが?
レベルが違うと実感しました。参考になったし、凄いと思った。あのスピードは、今まで体感したことはなかった。大きいのに速い。緩急がうまい。
強いチームとやることで、慣れるというか、これから順応していけば、やれないこともない。

Q.相手の強さを感じたシーンは?
ほとんど。全てが完璧だった。カカのドリブルとか、坪井が抜かれてPKになるかならないかというシーンで速さを感じた。

Q.1点差だったが?
この差は大きいが、通用する部分はあった。何回か対戦すれば、勝てないこともない。
残りの1試合は、サポーターのためにも勝って終わりたい。3位と4位では違うこともある。

Q.エトワール・サヘルについては?
相手はうちと似ている。守備がいいと感じた。まだ、次のことを考えられなかったが、試合が終わったら倒れてしまうぐらい頑張りたいと思う。身体能力が高く、強い相手でテクニックもある。

Q.ACミランが長谷部をほめていたが?
納得できるようなプレーはなかった。自分はもっと出来ると思う。

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