TOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップジャパン2007

大陸予選情報

浦和レッズ/アジア代表



2007.12.11 歴史的初勝利から一夜明け、ホームで調整

10日、初戦を戦った名古屋から、その足でさいたまの大原グラウンドへ戻り、午後1時半過ぎから
練習を開始しました。スタンドには平日にもかかわらず100人を超えるサポーターの姿が!
試合に出場した選手は、30分程度のクールダウンで練習終了。
昨日の先制ゴールコンビFW永井とDF相馬は、今日も仲良く一緒に走っていました。
DF闘莉王は、試合中に痛めた右ふとももにアイシングをしており、ジョギングのみで離脱と
なりましたが、心配はなさそう。

ACミランのとの対戦を前に、選手たちの表情は一様に明るく、取材をしているこちらまでも
笑顔になるほどでした。練習後、MF鈴木啓太とMF長谷部がインタビューに答えてくれました。

MF長谷部誠
チームとしては、本当によく動けていた。
連動性もあって、いい内容、いい結果だと思う。
個人としては、一つシュートを外したので、
今もへこんでいます・・・。

本当にここ(ACミランとの対戦)で
やれることを楽しみにしていた。僕らは失うものはない。
自分たちがどれだけ通用するかやってみたい。
セパハン戦は、いい形でプレー出来た。チームもいい状態の中で出来るのでうれしい。

Q.個人としては、どんなプレーを?
球際は激しく来ると思うので、そこで負けないようしっかり気持ちの入ったプレーをしたい。
個人的にはたくさん動いて、相手を疲れさせたい。相手が激しく来る中、どんどんドリブルやパスに
チャレンジして、基本であるパス&ゴーをきっちりしたい。

Q.勝つためには?
まずしっかり守備をして、点を取られない事。しっかりブロックを作って、
いい守備をすればうちはそう簡単に失点するチームではない。そこから、いい(ボールの)取り方が
出来たら、速攻でいい形が作れる。そういう試合運びをしたい。

Q.カカとのマッチアップについては?
そんなに当たるか分からない。バロンドール(世界最優秀選手)を取った選手で、
世界で凄い選手の一人であることは間違いない。それをピッチ上で実感できることは、
そうはないので、そこから何か得られればと思う。でも勝負だから。場合によっては、
ファウル覚悟で止めたい。(にっこり)

日本で試合出来るので、僕らは勝つことを目指してプレーする。
それを目標に、全力で気持ちで戦いたい。

MF鈴木啓太
Q.歴史的な勝利から一夜明けましたが?
まだ、歴史的とはあまり思ってないんで。(笑)
昨日は楽しく出来た。
自分の持ってる力をアピール出来たと思う。
チームとして、どこでボールを奪うのか、
どういった攻撃をしかけるのかがはっきりしていたし、
個人のいいプレーも見られた。
自分の個性の良いところが出せたことも良かった。

ACミラン戦は、とても楽しみ。もちろん尊敬しなけらばならない相手でもある。
同じピッチに立てるのはうれしいが、準決勝なので勝ちに行きたい。自分たちがやることをやって、
戦った上で負けるのであれば、自分たちの実力を知る上でもいいこと。
勝ちを目指すことに、大きな意味がある。

Q.どんな戦い方を?
いろんな戦い方がある。守って1点取って勝つやり方もあるし、攻撃的に行くというのもある。
あっ!情報は漏れない方がいいと思います。(笑)自分たちのやるべきことをやりたい。
チームが機能するように、自分の仕事の責任を果たしたい。個人としては、
自分をアピールする場でもある。守りだけでなく、攻撃にも絡みたい。

Q.カカを守備することになるが?
全員ワールドクラスの選手で、誰を抑えればいいと言うのはない。
ただ、カカはもっとも注意する選手。自分はおもいっきりやりたい。
ACミランとの真剣勝負を楽しみたい。
次のACミラン戦は、ワールドカップよりもすごい経験になると思う。

Q.昨日はいい守備からいい攻めに転じてたが?
バランスを考えてプレーした。
ボールを取りに行くタイミングと、取りに行かずにボールを持たせるのと。よく出来たと思う。

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