予算1万円で22品ゲット!松下奈緒が関東の直売所で爆買いツアー 春の激レアフルーツや激甘野菜も
5月17日(金)放送の『沸騰ワード10』は、松下奈緒に密着。これまでも全国の直売所を巡り、体を張って幻食材を買い求めてきたという松下。そこで今回は、予算1万円で食材を買い求める「春の関東直売所ツアー」へ!
まず向かったのは、埼玉県春日部市にある「ヒロファーム」。整理券がないと買えない、先着20人程度しか買えないのがイチゴ「あまりん」。
イチゴの平均的な糖度は10度前後と言われるところ、あまりんはマンゴーにも匹敵する20度超え。昨年、全国のイチゴが集まる大会に腕試しで参加したところ最高金賞を受賞し、一躍全国区に知られたという。開店は9時半だが、朝7時の整理券は争奪戦とのこと。
気になるそのお味は…?「時間をかけて甘味が凝縮されたイチゴの味がしますよ」と松下。
そして、ご厚意でハウスの中を見せてもらえることに。「すごく甘いにおいがする!すごい!」「見てここ!鈴なり」とテンションが上がる。
イチゴは「1日の平均気温を足していって大体600℃になると収穫できるんです」と「ヒロファーム」の中村さん。「例えば20℃だと30日、冬の時期は12〜13℃で管理してるので45〜50日くらいかかる」と解説してくれた。
ここではイチゴの生育環境を24時間自動でコントロールしており、あまりん以外にも「ハッピー」や「マロンベリー」を独自開発。静岡県の「紅ほっぺ」や三重県の「かおり野」なども栽培している。
松下は、あまりんの並サイズと、マロンベリー、かおりん、すずりんの小粒のお手軽パックを賢く選び、3250円分を購入!
なかなか手に入らない激甘野菜をゲット!
続いてやってきたのは、埼玉県本庄市児玉町にある直売所「こだま館」。群馬県との県境にある本庄市は、利根川水系の豊かな水と肥沃な土壌に恵まれており冬も雪が少ないため、県内でも有数の野菜の産地だという。
春だいこんの短形だいこん(159円、税込)や春にんじん(3本入 129円、税込)、スナップえんどう(200円、税込)、キャベツ(1玉 172円、税込)などの春野菜がずらり。
そんななか、東京でもなかなか手に入らないのが新タマネギの「児玉たまねぎ」。
1年中出回るタマネギと新タマネギは基本的には同じもので、収穫後すぐに出荷させたものは新タマネギに、乾燥させ保存性を高めたものが通常のタマネギになるそう。中でも、甘さとみずみずしさが特徴の児玉たまねぎは春の間に流通する分で売り切れになるという。
旬の時期が終わると、地元産のタマネギは売り場から姿を消すそうで、「期間が短いので、流通しても巡り合えるかどうか」と店舗マネジャーの茂木さん。
農家さんオススメの食べ方が、「児玉たまねぎの炊き込みご飯」。本庄市の公認レシピとのこと。
まず、タマネギが崩れないよう上半分に切れ目を入れる。
続いて、オリーブオイル・コンソメ・ニンニクを混ぜたものを炊飯器の中でお米に混ぜる。
ど真ん中にタマネギを置いて、ミニトマトを散らし、炊飯器で炊けば出来上がり!バジルを散らしていただく、洋風炊き込みご飯だ。
さっそく食べてみると…「こんなに甘いんですか?おいしい!」「すっごい甘いです!」と驚く松下。
「児玉たまねぎのステーキ」もおすすめ。
厚くスライスしたタマネギを、形崩れを防ぐため楊枝で固定する。
表面に塩コショウと小麦粉を軽くまぶしたら、フライパンで焼き目をつけるだけ。
おかかポン酢で風味をプラスしていただく。
「おいしい!ちゃんと食感残りますね、結構しっかりサクサク」と松下。
他にも、とろけるような甘みが特徴の「赤ネギ」や菜の花の仲間で苦味が少ない「かき菜」など、春ならではの珍しい野菜を10品購入。お値段は合計2388円。
閉店間際のゴールデンタイムに高級魚を狙え!
さらに、茨城県の「那珂湊おさかな市場」へ!那珂湊漁港に隣接するこの魚市場は、目の前の太平洋で水揚げされた魚介類が並ぶ観光市場。種類の豊富な茨城沖の地魚が激安で買えると、県内外から毎年100万人近く訪れるという。
16時の閉店に近い15時前が最高に安く買えるゴールデンタイム。足の早いモノから値引額が大きくなることもあるそう。
松下は、シマホッケや天然ブリなど高級魚5匹を激安の4200円でゲット!
最後にやってきた場所では…潮干狩り?
そして残金はわずか162円。そんな中最後にやってきたのは「大洗サンビーチ」。
なんと、ここでははまぐりの潮干狩りを無料でできるとのこと。1人1kgまでの制限で、一般開放されているという。
大洗は黒潮と親潮がぶつかるためプランクトンが豊富。国内有数の遠浅の海岸をもつため天然のはまぐりが育つのに最適な環境だそう。7cm超えの大玉サイズは、買えば1個500円する高級食材。産卵前で栄養を蓄えたはまぐりは旨みもたっぷりで地元民はおろか県外からもお客が殺到し、争奪戦に!
大玉サイズを狙うもなかなか見つけられない松下。3cm以下は小さすぎるのでリリースし、再び大物を探す。
大きいはまぐりは深さ20cmほどにいるとのこと。大洗町漁協の臼庭さんいわく、「波が来るときに足をツイストする」のがポイント。体重をかけてかかとを砂にねじ込むようにして掘り起こし、「波が引くときに戻ってくるので、それを拾う」と教えてくれた。
言われた通りツイストで地面を掘ってみる松下。波が戻ったところで、さっそくたくさんのはまぐりを発見!
スタッフとのチームプレーでとり続けること2時間。7cmには及ばなかったものの、6cm級のはまぐりを含む1kgを無料でゲット!
さっそく七輪で焼いていただく。そのお味は…?
「歯応えがもうブリンブリンです」「何もかけなくてもこのままでも十分おいしい」と大満足。
「10年分のおいしいモノを食べてる貝の味がします」と松下。こうして予算1万円で22品の食材をゲット!ツアーは幕を閉じた。