大根おろしのパワーと注意!
昔から「のどが痛い時、飲むと良い」とも言われている大根おろし。
しかし、飲み方を間違えるとヤバい事態になることも。
ちなみに、大根おろしはどんな効果があるのか?
専門機関で検証してみた。
菌を塗り込んだシャーレに、何も置かない物と大根おろしを置いたものを用意。
すると、驚きの結果が!
菌が増殖していると、シャーレに白い線が入るのだが、大根おろしの周りにはほとんどみられない。
つまり、菌の増殖を抑える効果があった!
医師によると…「喉に細菌感染が起きた時も、同じようにのどの粘膜で細菌の増殖が抑えられる。喉がいがらっぽいなどおかしい時は非常に有効だと思われる」とのこと。
だが、大根おろしはうっかり飲むととんでもないことになる!
ある女性が喉に少し痛みを感じたので、大根おろしの汁を一口だけ飲んだ。
その直後、急に胃が絞られるような感覚があり…そのまま意識を失った!
すぐに気が付いたが、1時間ほど胃の痛みと吐き気が続いたという。
でも一体なぜ、大根おろしの汁で意識を失ったのか?
医師によると…「大根に含まれるジアスターゼという酵素と辛味の成分が急に空腹の胃に入ったことによって迷走神経反射というものを起こした可能性がある」という。
迷走神経反射とは、強い刺激やストレスが引き金となって血圧が低下するために、貧血のような症状が起きること。
彼女は胃が空の状態でジアスターゼを吸収したことで、胃が急に動き、辛味も刺激となったため迷走神経反射が起きたと思われる。
大根おろしの汁を飲む場合は、何か食べた後に飲むことをオススメします。