夢だった動物看護師になるも飼い主の一言で…マイナス44kgの仰天チェンジ
小さな頃、松本亜弥乃さんの食生活が大きく変わったきっかけは、肉体労働をしていた父親の食事。
体力回復のため家庭の食卓はカロリー高めのメニューが並ぶように。そんな中、亜弥乃さんが出会ってしまったのがインスタントの味噌ラーメン。父親から教わった「ライス投入」という食べ方にハマる。
しかし、父親の体重が100kgを超えたことで家庭内も一変。食事制限が始まり、亜弥乃さんは深夜のお風呂場で隠れ食いをするように。
両親の離婚後、母親が夜遅くまで働くようになると一人の時間が増え、亜弥乃さんの食生活は完全に暴走。麺2玉に追い味噌、野菜たっぷり、豚の角煮まで乗せたラーメンを食べることが日課となり、中学卒業時には体重60kgに。
卒業後、動物看護師を目指して高専に進学した亜弥乃さんは、家計を助けるためアルバイトを始める。そこで彼女が目をつけたのが、大好きな食べ物を無料で食べられる賄い。ラーメン店やお好み焼き店など、食べたい料理の店を転々とした。
店長たちからは「いつも美味しそうに食べてくれる」と重宝され、通常以上の賄いをもらえることも。
帰宅後も、大盛りご飯にインスタント麺、コンビニのチキン、ソース、マヨネーズを組み合わせた「特製カロリーマシマシそば飯」で満足感を得ていった。
この生活で高校3年生時には体重84kgに。夢だった動物看護師の国家試験に合格。
しかしある飼い主から「あんたなんかに握られたら潰れちゃうわよ!」と言われ、ダイエットを決意!
徹底した食事制限と1日1時間のウォーキングを開始、挫けそうになった時は、友人に厳しく叱咤激励してもらいながら努力を続けた。
その結果、84kgあった体重はわずか1年で40kgにまで減少。44kgもの減量に成功しモデル体型となった。
現在は会社員として働く亜弥乃さんは「太ってた頃の写真を見せると、別人だと驚かれます」と笑う。そして「毎日体重計に乗り、月に一回はウエストを測定している」と、自己管理を欠かさず行っている。