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最愛の息子はどこへ行った

2019.10.29 公開

佐藤智広くん。
彼は7年半前、13歳の時に北海道旭川の自宅を出たきり行方不明になっている。

9月17日は智広くんの誕生日。
その日、母の舞さんは毎年上京し、新宿で情報提供を呼び掛け続けている。
忽然と姿を消した、愛する息子を今も探し続けているのだ。

果して智広くんに何があったのか?

それは2012年1月15日(日)。
3学期の始業式を2日後に控えた冬休みの夜の事だった。

散らかった部屋を見て、母の舞さんは片づけるよう注意した。
しぶしぶ部屋を片づける智広くん…ごみ袋に入れようとしたのは智広くんがお年玉を貯めて買った電子機器だった。

あれだけ大事にしていた電子機器をなぜ捨てようとするのか母が聞くと…。
智広くんは壊れたから捨てるんだとアッサリ答えた。

実は前日の夜、智広くんは姉とテレビのチャンネル争いの兄弟ゲンカをしたのだという。
そのケンカで腹が立ち…自ら電子機器を折ってしまっていた。

どんなに頭にきたとしても大事な電子機器を壊すなんて…。
母は心配になったが、思春期の男子。そっとしておいた方がいいのか。

そんな事を考えながら、夜9時から始まったドラマを見ていた。
その後、食事になっても智広くんは部屋から出てこない。

すると玄関から大きな音が…智広くんが突然家を出て行ってしまったのだ。

すぐ戻って来る…そう思っていた

家を出た智広くんは荷物を持っておらず、いつものダウンを羽織っただけの軽装。
玄関先で1人になりたいだけ…しばらくしたら戻ってくるだろう…母はそう思っていた。

しかし、気が付けば1時間。
母は心配になり外に出てみると…玄関先に智広くんの姿はない。
家の周りを探してもいなかった。

この夜の旭川の気温は氷点下15度。じっとしている事などできない…。

携帯電話も部屋に置きっぱなし。
すでに夜11時近く。

智広くんが着ていたダウンのポケットにはいつも財布が入っている。
腹を空かせて、近所のコンビニへ行ったのか?
しかし、ここにも智広くんの姿はない。

当時、この辺りで夜間、営業している店はコンビニが2軒とファストフード店が1軒。
その、どこにもいなかった。

こんな事は、今まで一度もない。
まさか…誰かに連れ去られたんじゃないか?
恐ろしい想像が頭を支配していく…。

探し始めてから、すでに3時間以上。
なぜあの時、話を聞いてやらなかったのか…なぜあの時、すぐに追いかけなかったのか…。

愛する息子はいったいどこへ?

1998年9月17日。
北海道旭川市で生まれた佐藤智広くん。生まれつき眉間に茶色いアザがあった。

智広くんが2歳のとき、両親が離婚。
それ以来、2つ年上の姉と母の3人暮らし。

母の舞さんは、離婚後に介護福祉士の資格を取得。
女手一つで、2人の子どもを育ててきた。

贅沢な暮らしはできなかったが、子どもたちが大好きなディズニーランドへ3人で出かけることが楽しみだったという。

そんな愛する息子が帰ってこない…。

翌日、警察へ。
警察は近隣のバスや電車などの防犯カメラをチェック。
タクシー会社などへの聞き込みを行ったが当日の目撃情報はなにも出てこなかった。

智広くんは小さい頃から、活発な子だった。
小学校3年生の時、サッカー少年団へ。
ゴールキーパーとして、ほぼ毎日練習に明け暮れていた。
明るくて、スポーツもできて、勉強もできて、オールマイティになんでもできる。

そんな智広くんが小学校6年生の時、母にお金を稼げる仕事について聞いてきた。
母は漠然とお医者さんと答えると、
智広くんは「医者になってママに楽をさせたい」と言った。
そんな会話がきっかけで智広くんは医師を目指すように。

そして、市内で難関といわれる北海道教育大学附属旭川中学を受験し、見事合格。
友達も大勢でき、大きな悩み事もなく通学していた。

あれから7年半…今も帰りを待っている

雪が溶けたころ、近隣河川でヘリコプターによる捜索も行われた。
しかし、事件や事故の痕跡も見つからなかった。

家族は、その後も警察と共に街頭でビラを配った。
またメディアへも出演し智広くんの情報提供を呼びかけ続けた。

やがて3年の月日が経過。
行方不明者の捜索番組に出演した母は番組スタッフから東京・新宿での目撃情報があったという報告を受けた。

母は、すぐに新宿へ向かい、行方不明者捜索の手助けを行うNPO法人と共に聞き込み調査を行った。

すると、新宿2丁目のコンビニで…智広くんに似た人を見かけたという情報を得た。
さらにその頃…母・舞さんの携帯に何度も非通知で無言電話がかかってきたという。

それは智広くんからだと母は信じている。
さらにお母さんは、不思議なメールを見せてくれた。

それは今年8月14日、公衆電話から届いたショートメール。
そこに書いてあったのは…『タスケテ!トモヒロ!』という一文だった。

これは本人からのメールなのか?
実は、全く同じ内容のメールが3年前にも届いていた。
すぐに警察に相談したが、手がかりはつかめなかった。

今回も毎年、智広くんの誕生日に新宿で情報提供を呼びかけている母、舞さん。

家族は智広くんの帰りを待ち続けている。

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