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ザ!世界仰天ニュース

毎週火曜 よる9時00分~9時54分 放送

大好きな刺し身でまさかの地獄

2019.11.05 公開

あるおぞましい体験をした…と仰天ニュースに投稿が!!
兵庫県に住むとある女性が体験した、身の毛もよだつ出来事とは?

2011年5月。
当時25歳だった彼女は、友人と和歌山県を旅行した。

楽しみは…もちろんグルメ!
新鮮な魚が食べられるお店に行き…彼女が頼んだのはサーモンの刺し身。

地元のモノかどうかなんて関係ない、彼女はサーモンが大好物!!
なので、がっつり食べた!
幸せな時間だったが…このあと悲劇が起きる。

旅行から帰っていつもの生活に戻った彼女。特に体調に変わりはなかった。
しかし2週間ほど経ち、友人と食事に向かっていた時…突然お腹をくだした。

その時はあまり気にせずそのまま食事会へ。
翌朝…目を覚ますと、なぜか体がつらかった。

熱をはかると…38度。
しかも…お腹の調子が相変わらず悪い。

その日は仕事を休み、近所の病院へ。
医師は食中毒の可能性もあるといい、便の検査をすることに。

ということで、滅菌綿棒を肛門から差し込み、直腸からサンプルを採取。
しかし結局、食中毒菌は見つからず風邪と診断された。

熱は下がったが…お尻から変な物体が

医師に言われた通りに薬を飲み、3日間寝込んだ女性。
4日目の朝、熱はどうにか下がった。

元気になった娘の様子に両親も一安心。
しかしお腹の方は、まだ治まっていなかった。

そしてこの日、彼女は異様な体験をした。
お尻を拭いていた時…なにかお尻にニュルっとした違和感が。
何かと思い触ってみると…ブヨブヨした、何ともイヤ~な感触。

おそるおそる…ゆっくり、引っ張ってみた!すると、何か出てきた~!!
それはどんどん伸びて、やがて切れた。

見ると白く長いものが…長さは50センチほど。
これは一体何?と、思ったが、なぜかうどんだと勝手に思い込み…気にしなかった。
体調も良かったので3日ぶりに出勤。

それもじきに治まるだろう…と、いつもの生活に戻った。
ところが翌朝、またもお尻から…白く長いものが。

昨日はうどんなんて食べていない!
急にこわくなり…会社に行く前、病院へ寄った。
医師は「寄生虫の疑いがある」と告げ、
次に出てきたら「流さず持ってくるように」と彼女に伝えた。

ついに謎の物体の正体が判明!

その翌朝…来た!
すぐに下半身むき出しで、自分の部屋へ…そして慎重に引っ張り始めた。
切れないように、ゆっくりと引っ張ると…ズルズル出てきた!!

ふと見ると、1メートルくらい出てる!
さすがに耐えられなくて、手を離すと切れた。

それをビニール袋に入れ、病院に持って行った。
調べると、彼女のお腹にいたのは「裂頭条虫」だった。

いわゆる…サナダムシ。
それは腸の中で10メートルにまで成長することがある、最大の寄生虫だという。

医師から、2~3週間前にサーモンを食べたかと聞かれた彼女。
思い当たる節があった…たしかに食べている!!
 
サナダムシはプランクトンに寄生し、それを食べたサケ、マス類の魚の中で幼虫となる。
したがってサーモンの刺身や寿司などから、人間にも寄生することがあるのだ。
そして食べてから2~3週間で、お尻から出てくるほどに成長するという。

その後、処方されたサナダムシの薬を飲み、彼女は事なきを得た。
実はサナダムシは、寄生されても一般的に症状は軽く、腹痛や下痢などの消化器症状が出る程度がほとんど。

まったく無自覚なこともあって、彼女のように肛門から虫が出て、初めて気づくようなケースも多いという。

実はサナダムシがいても、60度で1分以上全体に火が通るよう十分加熱したり、マイナス20度以下で24時間以上冷凍すれば幼虫は死んでしまう。

生サーモンの場合は、よく噛んでたべることで感染リスクが減るそうです。

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