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女子大生たちを襲ったある食材

2020.06.30 公開

2011年、とある女子大で、家政学部の調理実習が行われていた。
そこに参加していた、当時3年生の華枝さんは4人グループで実習に励んでいた。

この日、彼女たちが作ったのは…サバの味噌煮。
残ったアラは昆布だしであら汁に。
そして春菊を湯通しして醤油をかけた、春菊のおひたし。

さらに白インゲン豆をミキサーでペースト状にして、それを煮詰めて白あんを作り…白玉粉と練り合わせた和菓子。

全部で4品が完成。どれも美味しくできた!
だがその直後、急に吐き気が!!
気づけば何と、グループの4人全員が同じ症状に苦しんでいたのだ!

全員が病院へ。すぐに点滴が打たれた。
原因は調理実習で作ったものにちがいない。

まず彼女が疑ったのは…サバ。食中毒といえば肉や魚で起こるイメージ。
だが、医師によると症状や発症までの時間から、サバが原因とは考えられないという。

結局病院では、食中毒の原因はわからなかった。
一方その頃、調理実習を担当した教師もその原因を考えていた。

参加した他の学生に体調を確認したが全員無事。
そしてこのあと、教師が意外なことに気がつく!

それは…2006年、白インゲン豆の調理法がテレビ番組で紹介され、それを実践した158名が吐き気や嘔吐を引き起こした、という食中毒事例。

白インゲン豆には、レクチンと呼ばれるたんぱく質が多く含まれている。
これを摂取すると、10分~数時間以内にひどい吐き気やおう吐、下痢や腹痛を発症することがあるというもの。

だが、あの調理実習に参加した全員が白インゲンを使い食べているはず。
では、なぜ1つのグループだけが食中毒を引き起こしたのか?

実はレクチンの毒性は豆を柔らかくなるまで十分に加熱することで失われ、安全に食べることができる。

あの調理実習でも白あんを煮詰める際に、十分に加熱しているはずだった。
だが、彼女たちはミキサーにかけた段階ですでに煮詰まったような見た目になったため、白あんをほとんど煮詰めなかったのだ。
そのため加熱が不十分になり、食中毒を引き起こしたと考えられた。

幸い半日で体調が回復した華枝さん。
症状に苦しんでいた時はもう絶望の淵だったと語っている。

初めて調理するものには十分に注意してください。

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