プレスリリース

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2002年05月22日

氏家会長フランス芸術アカデミー会員に


 弊社代表取締役 氏家齊一郎CEO会長がフランス学士院 芸術アカデミーの客員会員になることが決まりました。
 4月10日に行われた芸術アカデミーの定例総会で、氏家会長は、『ヴァチカン・システィナ礼拝堂の修復への協力』、『「モナリザ」「ミロのヴィーナス」などの文化財の保護への協力』などの功績に加え、ジャーナリスト、経営者としての人格、識見、業績を高く評価され、アカデミーの客員会員に推挙されました。そして満票の18票で就任が決定しました。

 フランス学士院は17世紀、ルイ王朝時代の宰相リシュリューによって「賢人のサロン」として創設され、以来、学士院を構成するフランス語学、芸術、碑文・文芸、科学、政治学の5つのアカデミーは、5世紀に渡って芸術、科学、文化の殿堂として圧倒的な権威と業績を培ってきました。ルーブル美術館のセーヌ川を挟んだ対岸に壮大な建物を有しています。

 氏家会長が客員会員となる芸術アカデミーは、日本人としては 弊社故小林與三次会長が正会員でした。現在、建築家の丹下健三氏、指揮者の小澤征爾氏が正会員、彫刻家の佐藤忠良氏が客員会員です。また、科学アカデミーには、広中平祐氏(正会員)、碑文・文芸アカデミーには平山郁夫氏(客員会員)という日本の学術会のビッグネームが名を連ねています。

 氏家会長は、フランス政府から1999年に芸術文化勲章コマンドゥールを、そして昨年には、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受賞しています。