マツコも「だいぶ世の中は変化したよ!」と語る「フェムテック」起業事情
今年の新語・流行語大賞ノミネートの「フェムテック」ビジネスに切り込む!
11月27日(土)の「マツコ会議」は、女性特有の健康にまつわる問題や負担を軽減する「フェムテック」分野のビジネスを手がける起業家たちと中継!いま男性も巻き込みながら変化している女性の生き方、働き方についてマツコと意見を交わした。
大学3年生にして「お年玉貯金」を元手に起業し社長をつとめる江連千佳さんは、女性の下着についての「寝る時だけ脱いだりしてる」「彼氏のゆるいパンツを使ってる」という声に耳を傾け「ノーパンで履けるリラックスウェア」を開発。女性の「おりものケア」もでき、身体に負担が少ないよう縫製にも工夫が。ひと月約100枚の売上となっており、購入者の15%は男性だという。
マツコは「女性向けの商品って大変だよね。今まで画一的に作られていたのが不思議」と切り込む。一定数男性の購入者がいることについて「男性側がようやく『生理ってなんだろう』って耳を傾けようって人が出始めた」「昔は男性から女に下着をプレゼントしようっていったら、エロい下着だったじゃない。それが真逆にあるようなものをプレゼントしようって思うカップルなりご夫婦なりがこの世にあるってだけで、だいぶ世の中は変化したよ!」と、江連さんのビジネスから時代の移り変わりを痛感。
国家公務員とコンサル業を経て起業!マツコも唸る理想的な夫婦の形
女性のデリケートゾーン専用のソープやケア用品を開発する小林味愛さんは、官僚を5年・大手コンサルで3年というキャリアだったが、体調を崩したことをきっかけに縁あって福島で起業。味愛さんは、マツコも「本当においしいですよ!」と絶賛する福島名産「あんぽ柿」の製造過程で廃棄されていた柿の皮を使い、「成分の研究をやって3年かけて」製品開発を行なった。
自宅がある東京と福島を行き来。ブランド立ち上げと同時並行で、手間隙がかかる「あんぽ柿」の新たな担い手の探しにも携わっている味愛さん。一週間自宅に帰らないこともしばしばというが、家事の大半を行いサポートする夫・信介さんの姿にマツコは注目した。
マツコが「旦那はどうよ?」と投げかけると、信介さんは「女性の体について僕自身が話をたくさん聞く機会をもらってるので、それを理解することでパートナーと優しく接しようかなと思える」と話す。
さらに味愛さんの「生理管理」も信介さんが把握していると聞き驚くマツコ。味愛さんは生理前の“イライラ”を「私の性格の問題っていうよりも、1か月に1回訪れる波の問題」「その波をパートナーが知っていた方が理解しやすいし、無駄なケンカを生まないで済む」と捉えている。
味愛さんと信介さんの姿を見て「旦那がとってもインテリジェンス。『どうしたら人間関係が上手くいくんだろうか』って、『どうやったらいいんだろう』ってちゃんと考えて生きてるわ旦那」と唸るマツコだった。
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