両手の拳だけで争うスポーツ、ボクシング。日本からも数々の世界チャンピオンがこれまで生まれてきました。そんなボクシングになんと魚住アナウンサーが挑戦!実は魚住アナは知る人ぞ知るボクシングファン。ボクシング関係の本もたくさん持っているし、試合観戦も大好きなのです。
魚住アナウンサーの目標は、ボクシングの基本的な動きをすべてマスターし、所さんの前でその勇姿を披露すること。特訓期間は一ヶ月!というわけで、魚住アナウンサーが入門したのは、名門・協栄ジム。憧れのボクシングジムに心ときめかせる魚住アナ。しかし練習をすると、どうも憧れとは裏腹にうまくいきません。
そこで、魚住アナのパンチ力を計ってみると、75kg重。番組スタッフの、ひょろっとしたAD君が147kg重だったので、なんと半分。先が思いやられます。そこで、ボクサーのパンチ力を測定すると、なんと560kg重!同じ体格のレスリングの選手は278kg重。ボート選手も320キログラム重でした。筋力ではこの2選手に劣っていたボクサーが、なぜパンチ力で勝るのでしょう?よく見てみると、ボクサーだけは腰の動きが大きい!そう、ボクシングのパンチは「腰で打つ」のです。早速、魚住アナがフォームを矯正してみたところ、なんとすぐにパンチ力が倍の148kg重になったのです!
| ボクシングのパンチは腰で打て!
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攻撃の次は、防御。魚住アナ、ミット打ちはさまになってきましたが、相手が出すパンチはよけ切れません。そこで魚住アナが助けを求めたのは、元世界チャンピオン、薬師寺保栄さん!薬師寺さんと魚住アナウンサーは、"ジェットコースターに書かれた文字を読み取ることが出来るか?"競争や、モグラたたきゲームで対決。やはり予想通り、全く相手になりません。ボクサーには動体視力や周辺視野が必要なのです。周辺視野とは、つまり、パンチをよけるために、視界の中の一点だけではなく、できるだけ全体を見ることが大切というわけです。
魚住アナのところに矢野リポーターが激励に訪れました。スパーリングで相手にパンチをよけられ悩む魚住アナに、矢野さんが助太刀します。ところが矢野さんがいくら本気になっても、やはりプロボクサーに一発もパンチをお見舞いすることが出来ません。そんなにボクサーの反射神経は凄いのでしょうか?そこで、魚住アナとプロボクサーで反応速度を測定します。すると、プロボクサーの反応速度は魚住アナと大差無かったのです。その速度は0.3秒。ちなみに魚住アナでも、パンチを繰り出してから相手に届くまでは0.2秒。あれ?パンチが出てからよけるのでは遅いですね。実際に見てみると、ボクサーはパンチが出る前に、もうよけ始めているのです。実は、ボクサーは相手のわずかな動きから、パンチを予測、パンチをよけているというわけ。非常に高度なテクニックです。
| ボクサーはパンチが繰り出される前によけ始めていた!
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週3回の特訓を1ヶ月続けた魚住アナウンサー、スタジオでその成果を披露。ガウンやトランクスも目に鮮やか、華麗にミット打ち。すっかりボクシングの似合う女になったのです。
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