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衝撃飛ぶ姿！アメンボ
#586 （2001/06/17）
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梅雨の季節がやってきました。水溜まりによくいるのがアメンボ。しかしアメンボは一体どこから、どうやってやってくるのでしょう？さらにいったい何を食べているのでしょうか？知られざるアメンボの生態が明らかになります。
アメンボはどうやって水に浮いているのでしょう？顕微鏡で脚の先を拡大してみると、細かい毛がびっしり生えていました。この毛で空気を溜めて浮いているのでしょうか？
ここでちょっと実験です。アメンボの浮いている水槽に洗剤を注いでみます。するとなんとアメンボが水没してしまいました。実はアメンボは脚の先の毛に体から出た油を塗り付け、これで水を弾いて浮いていたのです。なのでいつも脚をスリスリ。洗剤の有る水では油が溶け、水没してしまうので、最近都会でアメンボが減っているのです。
そもそもアメンボはなぜ、水の上にいるのでしょう？それはアメンボがエサを獲るためなのです。アメンボは水の上に落ちてきた昆虫を捕まえ、口を差込み体液を吸うのです。
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アメンボは消化液を虫に注入し、溶けた体液を吸うのだ！
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ちなみに死んだ昆虫を浮かべてもアメンボは反応しません。アメンボは虫の起こす水面の振動に反応するのです。試しに振動するモーターを入れると、なんとアメンボが寄ってきてしまいました。
みなさん、アメンボの飛ぶ姿を見たことが有りますか？アメンボの背中を開いてみると、確かに羽が4枚、付いているのです。
そこで「目がテン！」では、アメンボの飛ぶ姿撮影隊を結成。高い所から落としてみたり、風を当てたりしてみました。しかし飛んでくれません。
実はアメンボは、棲んでいる所の水が無くなりそうになると、他の水の有る場所を求め飛んでいくのです。そこで、アメンボに強力なライトを当ててみました。日照りのイメージです。すると、アメンボは飛び立ったのです！
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