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 女性必見!冷え性克服  #615 (2002/01/20) 

 1月20日は大寒1年でもっとも寒い時期に突入です。特に女性の皆さんにとっては冷え性で悩まされるつらい時期。魚住アナウンサーも冷え性。本当は28度くらいなければならない足先の表面温度が、なんと19度まで下がり、寝るときも靴下をはかないと眠れません。
 そこで矢野さんが、冷え性で悩む女性4人を連れて、冷え性克服合宿を決行!科学の力で、冷え性を克服しようというのです。

 冷え性合宿に来た4人の女性。早速矢野さんが、その症状を確かめます。お風呂に10分間入ってもらい、上がった後の足先の温度変化を見てみました。するとお風呂から出たばかりにも関らず、冷え性のひどい女性は足先の温度がどんどん下がっていきます。お風呂から出た直後は31度だったのが、30分後には浴衣と同じ位の、24度まで下がってしまったのです!これには所さんも驚き!

冷え性の感覚を体験  そこでスタジオでも所さんに冷え性の感覚を体験していただきました。所さんの手先の温度は31.5度。魚住アナの手先の温度とほぼ同じ22度の水に、所さんが両手をつけてみました。魚住アナがちょっと温かいと感じるくらいの水温ですが、冷え性でない所さんには痛いくらいに感じたのです。

 いったいなぜ女性に冷え性が多いのでしょうか?そこで現れた冷え性知らずの女性。なんと女性ボディービルの元全日本チャンピオン!この女性と冷え性の女性2人が水温11度の水風呂に1分つかり、その後の足の温度の変化を調べてみました。すると冷え性の女性に比べてボディビルダーの温度の回復は早かったのです。これは筋肉の量の違いによるものでした。体の熱の6割は筋肉で作られるのです。ですから筋肉が発達していると寒さにも強いというわけなのです。冷え性克服の極意その1は、筋肉をつけることなのでした。

頭熱実験と頭寒実験    今、女子高生に多い服装が、マフラー、コートで上半身を温かくして、下半身はミニスカートという、“頭熱足寒”型。しかしこの服装、冷え性を促進してしまうという問題ある服装らしいのです。なぜなのでしょう?そこで、帽子の中と、首に携帯カイロをセットし、さらにマフラーをグルグル巻きにして頭を極度に温めた“頭熱足寒”型と、頭と首に冷却まくらを装着した“頭寒足熱”型で、足先の温度の変化を見てみました。すると“頭熱足寒”の方が足先の温度がより低くなったのです

 そもそも体温を調整するのは脳の働き。脳の周りが寒いと、脳は体を温かくするための指令を出します。反対にマフラーなどで頭を温めてしまうと、体は温まっていると脳が勘違いしてしまい、体を冷やそうとするのです
 “頭熱足寒”冷え性には良くなかったです。しかしそんな女子高生達にも思わぬ生活の知恵が有ったのです。それがルーズソックス!ルーズソックスは保温性に優れ、さらにストッキングや靴下の2枚履きが足を締め付け血行を悪くしてしまい冷え性に繋がるのに対し、ルーズソックスは足を締め付けることがないので血行も良いという、冷え性対策にはバッチリのスグレモノだったのです。

所さんのポイント
女子高生必須アイテムのルーズソックスは冷え性対策にも効果アリ!

 “頭寒足熱”こそ冷え性克服の秘策。そこで矢野さんがユニークな冷え性克服入浴法を考え付きました。首の周りに冷却まくらを巻いてお風呂に入る、“頭寒足熱”入浴法!冷え性合宿の女性たちがトライしました。お風呂から出た後に、手足の温度を計ってみると、普通にお風呂に入った時よりも温度が下がりにくくなっていたのです!さらに30分後でも手足の温度は30度以上に保たれたままでした。結果1時間後の足先の温度は、普通の入浴の時に比べて2度〜4度も高くなっていたのです。

所さんのポイント
「目がテン!」開発“頭寒足熱”入浴法は効果有り!冬の露天風呂でも頭が冷えてOK!


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