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'03名珍場面食べもの編
#713 (2004/01/04)
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今回は昨年の総集編第2弾。今回は食べ物編です。昨年「目がテン!」が食べ物にまつわるネタを取り上げた回数は実に49回中28回。今回はその選りすぐりの名場面を取り上げると共に、そのネタのいくつかから、「目がテン!」特製寿司を作っちゃいます。はたして所さんをうならせる新すし、出来るのでしょうか?
まずは今年の名場面、海の幸編。「海苔」の回では、乾のりを切れはしを海水で育てる実験をご紹介。酸素と光を与えて育てること20日、乾のりは随分大きくなったのです。
「フジツボ」の回では、最近注目されている食用巨大フジツボ・ミネフジツボが登場。所さんもうなったそのお味、実はカニにそっくりだったのです。フジツボはカニやエビの仲間、甲殻類だったのです。
「サンマ」の回からは、サンマの内臓が美味しく食べられる理由をご紹介。サンマには胃が無いため、エサを体内に留める時間が短く、つまり臭くならないので内臓が美味しく食べられるとか。そしてスタジオでは、とれたてのサンマの内臓はウニの味がするということで、“さんまのはらわたウニ寿司”が登場。所さんも最初は美味しがっていましたが、やはりちょっと生臭く、ウニとまでは行かなかったようです。
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新鮮なサンマの内臓は生でも食べられるが、ウニとまでは言い過ぎ!?
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続いては珍味編。「バニラ」の回では、バニラの臭い成分バニリンを持つみそから作ったみそバニラアイスをご紹介。所さんには正体を明かさず提供した所、「味が濃い!」と言いつつも、みそとは気が付きませんでした。実験成功!
「イソギンチャク」の回からは、福岡県で食べられていたイソギンチャクの唐揚げが登場。そしてスタジオでも、このイソギンチャクを使って新しいお寿司を作ってしまいました。ホワイトソースにパン粉を載せて焼いたものと、溶けるチーズを載せた2品。しかし所さんの反応はあまり良くありませんでした。
続いてはお寿司なのになぜか植物編。「寒天」の回では、寒天はところてんから作られるという意外な事実が登場。氷点下の長野で、ところてんが夜間凍り日中溶ける事で、どんどん水分が抜けて行き寒天となるのです。これぞまさに天然のフリーズドライ。
「お茶」の回では、東京の御茶ノ水で、本当に徳川将軍家に献上するお茶の水が出ていた、という情報を下に、矢野さんがそのお茶の水が今でも湧き出ているのを発見しました。そしてこのお茶の水と水道水がお茶に適しているという意外な事実が明らかに。お茶には適度なミネラル分を含んだ水が最適で、ミネラルウオーターではミネラル分が多すぎるのです。
スタジオには、長野などで実際に食べられているという寒天をご飯代わりに使ったお寿司と、豆腐をウナギに模した江戸時代の変わり寿司が登場。いずれも所さんの評価はまずまずでした。
最後は衝撃映像編。「フナ」の回からは、驚異のフナの川上りの場面が登場。普段池に棲むフナは、水温の高い川で産卵するため、産卵時川上りするのです。
700回の「タコ」からは、タコ墨スパゲッティが登場しました。イカ墨が苦手だった所さんも絶賛だったのです。それもそのはず、タコ墨の方がイカ墨よりもうまみ成分のアミノ酸が多かったのです。しかしタコ墨は、イカ墨に比べて、取り出しにくいため、料理のメニューにならないのです。
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そしてスタジオでは、なんとそのタコ墨を使った寿司2点が登場。タコ墨をご飯になじませたものと、タコの肝と墨をあえた物をタコの足に載せたもの。いずれも所さんがお気に入り、後者の矢野さん命名“キモタコ寿司”が「目がテン!」開発新メニューとなりました。
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“キモタコ寿司”が新メニューに決定!お問い合わせの上、皆さん食べに行きましょう!
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