すっぴん
バレるか実験
第1024回 2010年3月6日
女性なら誰しも、「いくつになってもキレイでいた〜い！」と思うもの。今回は、そんな女性たちの強い味方、
メイク
の効果に科学で迫ります。
メイクアップアーティストを育成するプロの先生によると、今流行りのメイクは、顔を小さく見せる「小顔メイク」だそうです。女性の間ではもはや当たり前という、小顔メイクの効果を確かめるため、早速実験です！まずは口の中にワタを２枚含んで、顔の輪郭を大きくした女性に小顔メイクだけを施し、写真を撮ります。そして、ワタなしノーメイクの写真とどちらの顔が小さく見えるか、街で３０人の方に判定してもらいました。
すると…ハンデをモノともせず、１９対１１でワタ入り小顔メイクの勝利！この小顔メイクのポイントを先生に伺うと、顔の輪郭を少し暗くすることだそうです。
例えば同じ大きさの２つの円でも、周辺を暗くした円の方が小さく見えます。そう、実は、小顔メイクは目の錯覚を利用していたのです！
今流行の小顔メイクは、輪郭を暗くすることで、顔全体が小さく見える、目の錯覚を利用しているのだ！
２０〜３０代の女性５００人に、ノーメイクでどこまで外出できますか？とアンケートをとったところ、
８割近くの人がすっぴんでは近所までしか出られないと答えました。
しかし、他人はどこまでメイクのことを気にしているのでしょうか？そこで、こんな実験！５人の女性のうち、２人にメイクを落としてもらい、男性３人と「バレンタインデーとホワイトデー」について討論してもらいます。しかし、これはウソの撮影。
実は、何も知らない男性陣がノーメイクの２人に気付くのか？という実験なのです。
そして、お互いに顔をしっかり見ながら３０分の討論が終了。女性に退室してもらい、男性たちにネタバラシをすると…
なんと男性たちは誰がノーメイクか全然気づかなかった様子。正解を告げ、再び女性たちに入ってもらっても、「言われればわかるかも…」という程度だったのです。
要するに男性は、メイクなんてあまり気にしていないようです。では、メイクする、しないで一体何が変わるのでしょう？そこで、今度はこんな実験です。男性４人のうち２人に、目を大きく見せたり、肌をキレイにするメイクを施し、４人の女性と１０分間トークをしてもらい、それぞれの発言数を別室でカウントします。すると…メイクしたうちの一人の男性は発言数をどんどん増やす一方、メイクしていない一人の男性はなかなか会話に入っていけずに終了してしまいました。そして、今度は逆に、先ほどメイクをしていなかった２人だけにメイクをし、別の女性４人と１０分間トークして再び発言数をカウントします。
すると…なんとメイクなしではほとんど発言していなかった男性がうって変わって喋るようになり、先ほど発言数がトップだった男性は思うように話が弾みませんでした。
結果、４人のうち２人は、メイクした時の発言数が大幅に増えたのです。男性たちに初メイクの感想を聞いてみると、メイクすることで、ニキビなどのコンプレックスも消え、自分をさらけだせたそうです。
どうやら、メイクには人の心を変える効果があるようです。この効果の理由を心理学の専門家に伺ったところ、
メイクすることで、自分に自信が持てるようになり、人とのコミュニケーション能力が上がったと考えられるそうです。
そして、メイク以外にも同じような効果を持つものがあると聞き、あるお店に向かった矢野さん。そこできれいな女性を発見しましたが、実は彼女、プロの覆面レスラー！普段は恥ずかしがり屋なのに、覆面をかぶった途端、突然テンションが上がり、矢野さんに襲いかかりました。彼女によると、覆面をつけているからこそ堂々とリングに上がれるそうです。覆面もメイクも、本来とは違う自分に変身できるスイッチになるようですね。
さて、街行く女性たちに「お肌の気になることは？」と聞いてみたところ、皆さん口を揃えて「乾燥」が悩みだと言います。
乾燥には、欠かせないのがスキンケアですが、そもそも男性はなぜスキンケアをしないのでしょう？
そこで、男女で乾燥対決です！２０代と４０代の男女、それぞれ６人に洗顔してもらい、そのまま３０分待ち、皮膚の面積あたりの水分の割合が計測できる皮膚センサーを当てます。すると、男性たちの水分量は、全員肌が潤っている状態を示す６０を超えていたのに対し、女性たちは全員、かなりの乾燥を示す５０付近の数値が出てしまいました。なぜ女性の方が乾燥しているのでしょう？皮膚科の先生に聞くと、
女性は男性に比べ、皮膚の一番外側の角質層が薄く、角質層の細胞間にあるセラミドという水分を保つ物質も少ないため、乾燥しやすいのだそうです。
やっぱり女性は、日頃のスキンケアが欠かせないのですね。
女性の肌は、男性の肌よりも角質層が薄く、乾燥しやすいので、スキンケアが必要なのだ！
メイクアップアーティストを育成するプロの先生によると、今流行りのメイクは、顔を小さく見せる「小顔メイク」だそうです。女性の間ではもはや当たり前という、小顔メイクの効果を確かめるため、早速実験です！まずは口の中にワタを２枚含んで、顔の輪郭を大きくした女性に小顔メイクだけを施し、写真を撮ります。そして、ワタなしノーメイクの写真とどちらの顔が小さく見えるか、街で３０人の方に判定してもらいました。すると…ハンデをモノともせず、１９対１１でワタ入り小顔メイクの勝利！この小顔メイクのポイントを先生に伺うと、顔の輪郭を少し暗くすることだそうです。例えば同じ大きさの２つの円でも、周辺を暗くした円の方が小さく見えます。そう、実は、小顔メイクは目の錯覚を利用していたのです！
どうやら、メイクには人の心を変える効果があるようです。この効果の理由を心理学の専門家に伺ったところ、メイクすることで、自分に自信が持てるようになり、人とのコミュニケーション能力が上がったと考えられるそうです。そして、メイク以外にも同じような効果を持つものがあると聞き、あるお店に向かった矢野さん。そこできれいな女性を発見しましたが、実は彼女、プロの覆面レスラー！普段は恥ずかしがり屋なのに、覆面をかぶった途端、突然テンションが上がり、矢野さんに襲いかかりました。彼女によると、覆面をつけているからこそ堂々とリングに上がれるそうです。覆面もメイクも、本来とは違う自分に変身できるスイッチになるようですね。
