かがくの里［収穫祭１］ 第1352回　2016年11月27日 　１１月上旬、秋も深まった「かがくの里」。所さんとレギュラーメンバーがスタジオを飛び出し「かがくの里」へ。思えば今から２年前、荒れ放題の土地だったかがくの里。全く手入れされていない土地には岩がゴロゴロ。 　科学者たちが、科学の力と知恵で、いちからこの土地を切り開くという気の長い企画。でも、いくつかの季節が過ぎた時、荒れ地は緑豊かな田畑へと変わり、四季折々に、美味しい作物が実るようになったんです。ということで２年目の「かがくの里」大収穫祭を開催！ かがくの里２０１６年秋　今年の収穫は？ 　かがくの里のほど近く。実りの秋到来を告げるお祭りが行われたこの時期。２０１６年は夏の天気がいつもと違いすぎて、全国的に野菜がうまく育ちませんでした。その影響で、かがくの里でも華奢な大根が実りました。でも、葉っぱは青々と育ちインゲンみたいなタネが実ったのでそちらを食べることに。大根はアブラナ科の植物。つまり冬を越し、春に咲く花は"菜の花"と同じ仲間。食べるとおいしいんです。 　最悪の天候でも、ちゃんと育ったのがサツマイモ。夏場、すでに大きく葉を延ばして、天候不良にもビクともしないほどにたくましく実りました。そしてもう一つ、天候不良をものともしなかったのがサトイモ。サツマイモと同じ５月に植えたサトイモ。傷つけないように周りから掘り起こしゴロゴロ収穫！サトイモは種イモを植えると親芋が出てきて、さらに周りに小さな小芋が出てきて収穫を迎えます。普段店で売っているのは小芋で、親芋は売れないので畑の肥料にするそうですが、今回は松村先生オススメの親芋をステーキで食べます。 　親芋は少し硬いので、まずは３０分ほど蒸すのがポイント。柔らかくなったらフライパンに乗せバターで炒めます。仕上げにお醤油をかけて完成！食べる前まで期待していなかった所さんも「１００点」と大満足。 　秋の恵みは他にもまだまだあります。阿部さんが悪戦苦闘しながら１か月かけて作った、パンやピザが焼ける窯。勝手に本人が阿部窯と名付けました。窯の中には、ロケットストーブ。熱が効率よく回るよう、科学的に工夫された設計になっています。今回、これでパンを焼きます。材料はもちろん、去年１１月から、７か月かけて大切に育てた、パンを作るのに適した品種の小麦。次回は、このパンと特製ソーセージでホットドッグを作ります！ かがくの里特製親芋ステーキ！普通は味わえない秋の恵みを堪能したのだ！ 番組に対する、ご意見、ご感想等ございましたら、番組メールボックスの方にお寄せ下さい。 宛先は、 megaten@ntv.co.jp です。 原則、質問にはお答えできませんが、頂いたメールは、番組スタッフが閲覧し、今後の番組作りの参考にさせていただきます。