第1527回 2020.05.24 |
所さんの自宅での生活[後編] | 人間科学 |
前回に引き続き、今回も所さんの目がテン、特別編!所さんのお家での生活を科学するため、世田谷ベースからお送りいたします!所さんが、自宅でどのような過ごし方をしているのか、その様子を撮影。ストレスを長年研究している専門家が、その暮らしぶりを科学的に分析しちゃいます!
所さんの暮らしぶりを見れば、ストレスのかからない生活のヒントが隠されている!?
今回の目がテンは、特別編・第二弾!所さんの自宅での生活を科学します!
楽器の演奏を楽しみ歌う!
所さんの日課にもなっている、ギターの弾き語り。楽器の演奏や、歌を歌うことは、科学的にどんな効果があるのか?ストレスに関わる自律神経研究の第一人者、順天堂大学の小林教授に聞いてみると、楽器を演奏することは、手や指を動かすので末端の血流が良くなるそう。また、鼻歌を歌ったり、口ずさむと息を吐きます。息を吐くことは、自律神経の中でも副交感神経を活性化させるので、ストレス防止にものすごく良いそう。
所ジョージ的生活のススメ
とにかく楽器の演奏を楽しみ歌う!
土いじりで自然に触れる!
所さんのもう一つの日課、畑仕事。この日は、夏に向けての新たな苗を植えます。このように、日々、畑で野菜を育てる所さん。この生活について小林先生に聞いてみると、畑仕事には2つの効果があるそう。一つは体を動かすことで、血流が良くなる。さらに、自然と触れ合うことで、五感が刺激され自律神経が安定するといいます。
所ジョージ的生活のススメ
土いじりで自然に触れる!
畑作業は適度な運動ができ、感覚が刺激されるので、ストレス解消に繋がっていたのです!
小林先生によると、家の中で観葉植物の小さいのを育ててみる、毎日水をあげる、発達を喜ぶ。そういうことで、同じような効果があるそう。また、ペットを飼われている方は頭を撫でてあげたり、スキンシップでストレスホルモンが減少していくといいます。
誰かが喜ぶ顔が見たくて!単純作業に集中
春から初夏にかけ、所さんちの冷蔵庫は柑橘類で溢れます。特に文旦は毎年400キロ、毎晩、所さんが皮をむくそう。種から筋まで、すべて綺麗に取りのぞきます。家族のために、毎日文旦をむく所さん。この行動にも、ストレス解消に関する効果が。
小林先生によると、人のために、何かをする、尽くすことは、自律神経に良いそう。脳の中にあるオキシトシンというホルモンが分泌されると、血流も良くなり、自律神経も安定するといいます。
他にも、夜な夜な食べ物に関する作業をする所さん。ある日は400個のくるみの実を、殻からひたすら取り出す作業。200匹のハタハタが届いた日には、一匹ずつ、身から卵と内臓を分ける処理をしたり。このような単純作業を繰り返す所さん。
小林先生は、単純作業は呼吸が安定し自律神経の安定につながるといいます。また、自然のものに触れることで心が安らぎ、呼吸が安定するそう。
食べ物に関する単純作業。先生のオススメは、餃子の皮を包む、大根をおろす、キャベツの千切りなど。呼吸が安定し、ストレス解消に繋がります。
所ジョージ的生活のススメ
誰かが喜ぶ顔が見たくて!単純作業に集中。
家族との夕飯の時間を、楽しく過ごす!
家で、充実した生活を過ごす所さん。そんな所さんが1日の中で、最も楽しみにしている時間があるといいます。それが、夕飯。
ただ食べるだけでなく、料理の音や匂い、家族との会話など、すべてのことを含めて夕飯だといいます。夕食を大切な時間だと考える所さん。
小林先生も、夕食の時の家族団欒、みんなで集まって話をする、お皿の音、食べる音、そういうもの全て、血流が良くなり、自立神経も安定するといいます。
さらに、夕食だけでなく、お風呂に入るのが楽しみ、読書が楽しみ、ヨガが楽しみ、1日の中に何か一つでも楽しみがあるということは、気持ちがポジティブになるので、ものすごく重要なことだそう。
所ジョージ的生活のススメ
家族との夕飯の時間を、楽しく過ごす!
楽しみは、ポジティブな気持ちが生まれ、前向きに日々を過ごすことができるのです。
所さんの生活は、専門家もお墨付きのストレスフリーな生活でした。
ストレスをためない、お家時間。土いじりや植物に触れることで、適度な運動と五感を刺激!単純作業で呼吸を整え、ストレス解消。1日の中で楽しみを見つけることで、ポジティブな気持ちで過ごすことができる!
みなさんも、素敵なお家時間をお過ごしください!