みやぞんがいく!イッテQ!カレンダープロジェクト in グリーンランド
デンマーク自治領グリーンランド。
世界最北の島の1つで、領土の85%は、氷床で覆われている。
降り立ったのは第3の都市、イルリサット。
この時期イルリサットは太陽が昇らない。この現象を極夜と言う。
だが、オーロラを撮影するには持ってこいの環境。
今シーズンからオーロラの当たり年と言われるのは、
太陽風の量が例年よりも多いため。
それは日によって変わる。
腹ごしらえをしていると、予定よりも早くオーロラが出現。
北から南へと夜空を横断する巨大なオーロラ。
しかし、そこから1時間待っていると、ピークは完全に消滅してしまった。
翌朝。
極夜のイルリサット。
この日、明るくなるのは午前11時から、3時間半ほど。
オーロラが出ない日中はグリーンランドの魅力をご紹介。
海に浮かぶ大量の氷山。
これが世界自然遺産、イルリサット・アイスフィヨルド。
入江の奥にあるヤコブスハブン氷河は南極大陸を除いて世界最大で、
氷が押し出される速度が1日37mと世界最速。
そこから生み出される大量の氷山が海に浮かんでいる。
そして迎えたオーロラチャレンジ
セカンドトライ。
今宵の撮影ポイントは、四つ星ホテルに隣接するオーロラキャビン。
ここなら寒さを我慢する事なく、夜通しオーロラの観測ができる。
こうして一晩見張ったが、この日オーロラは出なかった。
翌日は、年間300日もの晴天率を誇る内陸のカンゲルルススアークへ移動。
ハンターのカルステンさんに協力してもらい、オーロラを待つ。
ここは、彼の猟師小屋で電気も電波も無い、まさに世界の果て。
その分、街明かりが無いのでオーロラ観測には最適な場所。
「我々はここで狩りをして暮らしているんだ」
雪と氷の世界、グリーンランド。
野生動物たちは貴重なタンパク源であり、その血や脂身から、
ビタミンやミネラルを摂取して生きてきた。
狙うのはライチョウ。
さらにカリブー。
仕留めた獲物は、乾燥させて保存食に。
こちらはカリブージャーキー。
そして迎えた3回目のオーロラトライ。
深夜12時。
山の上辺りに、オーロラが出現した。
だが、まだ出始め。
これから大きくなる可能性は十分にある。
オーロラは徐々に発達。
緑のカーテンが出始めた。
そして、深夜1時。
赤は高度が高い場所に出た時にだけ見られる。
そして今回のオーロラは、これがピーク。
もっと大きなオーロラを期待したが、これ以上発達することはなかった。
みなさまもご不満だと思うので、これまでイッテQが撮影した
オーロラベスト3をご覧ください。
以上、みやぞんのオーロラプロジェクトでした。