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吉田俊秀 先生
先生プロフィール
なぜ人は太るのか? 肥満の科学!
研究により肥満の原因が遺伝子にあるという事が分かってきました。ものすごく肥満・糖尿病の人が多いピマインディアンという民族がいます。彼らの遺伝子を調べるとβ3アドレナリン受容体という遺伝子の変異が2人に1人という高頻度で発見されました。これは、倹約遺伝子と呼ばれるもので、使うエネルギーを最小限にして余ったエネルギーを体に蓄えようとする遺伝子です。この倹約遺伝子は日本人の3人に1人が持っています。そういった人は普通の人より必要なエネルギーが少ないので同じようなダイエットをしても痩せにくいのです。省エネのタイプであると言えます。
食べられる世の中になってきて、ちょっと食べても太るようになり、その結果として色んな生活習慣病(糖尿病・高血圧・高脂血症)が出てきました。
アメリカ人(白人)・フランス人・スウェーデン人・イヌイット・日本人
倹約遺伝子を持っている割合が高いのは?
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BMI(体格指数)
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なぜ肥満になると病気になるのか
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何も標準体重まで減らさなくても、今ある体重からほんの5%、100キロの方も5キロ減らすだけで色々な内臓脂肪から出ているホルモンは、全て正常化されます。無理な事はしなくていいので、適度な食事・運動療法を心がけて健康な体になりましょう。
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食べられる世の中になってきて、ちょっと食べても太るようになり、その結果として色んな生活習慣病(糖尿病・高血圧・高脂血症)が出てきました。