正解は…下味をつけてから冷凍保存
肉や魚介類を冷凍すると、食材組織内に、氷の結晶ができ、その結晶が大きくなると、細胞の覆っている膜やタンパク質がダメージを受け、味や鮮度が落ちてしまいます。
しかし、下味を付けておくと、食材に含まれる水分が、塩分や糖などの下味成分に引きつけられます。下味成分にくっついた水分は凍りません。
つまり、食材の細胞内で大きな氷の結晶ができにくくなり、食材へのダメージが少なくなるのです。さらに、下味をつけておくことで、冷凍中にタンパク質同士がくっつくことを防ぎ、加熱しても、肉がやわらかく、ジューシーに仕上がります。