バンド“悲しみの向こう側”のメンバー4人は、シズマ(藤井流星)・テツ(神山智洋)が暮らす赤川家のシズマの部屋で、「電撃ロックFes」一次審査の結果を待ちながら、話し合いをしていた。
「あなたにとってバンドとは何ですか?」
有名になった時のシミュレーションだと、メンバーにインタビューを始めたシズマに対し、テツは「なんでもいい」とスマホを触りながら答える。心ここにあらずといったテツの態度に、シズマが怒り始めたその時……。
「大変よ大変!!!」
とシズマとテツの母・麦子(ふせえり)が大慌てで入ってくる。
麦子によれば、テツが大切にしていたロボットのおもちゃがなくなったという。20万円はするという年代物のロボット。居間を掃除する際に、落としたら大変だと思い、一度縁側に置いたはずが、気付いた時にはロボットが消えてなくなっていたという。
その日、家にいたのは、”悲しみの向こう側”の4人と、麦子の彼氏である幸野(小市慢太郎)だけ。
麦子に疑われたオギノ(栗原類)とコバ(吉田健悟)は、無実を主張するがどこか怪しい…
シズマの部屋を何度か離れた際、お腹が痛くてトイレに行ったと主張するコバだが、何故かトイレットペーパーは使われていなかった?
電話をしに部屋を外したはずのオギノが庭で爆笑していた?
果たして2人は無実を証明できるのか!?
そして麦子の彼氏・幸野にも疑惑が……。
麦子が家を出た空白の20分間の間に、幸野が「泥棒みたいに部屋の中を物色していた」姿をオギノが目撃したという!
一体、犯人は誰なのか?そして、ロボットはどこへ消えたのか?
幸野の不可思議な行動に秘められた驚きの真実とは?