三浦知良が語る「ドーハの悲劇」と「ジョホールバルの歓喜」森保一日本代表監督も登場
1月20日(月)夜9時 日本テレビ系で放送の「しゃべくり007」2時間SPには三浦知良が登場した。
「カズ」の愛称で知られる三浦は、今年でサッカー選手現役40年目に。ゲストには同年代に選手として活躍した都並敏史氏、武田修宏氏、前園真聖氏、岡野雅行氏が「Jリーグバブル四銃士」として、さらにサッカー日本代表・森保一監督も登場。
カズの歩みを幼少期から振り返っていった今回、サッカー少年だったカズは15歳でブラジルへ渡り、逆境に負けず19歳で現地の名門プロチームへ加入。ブラジルでの日本人初得点を記録したエピソードや、ブラジル時代にその写真が「心の支え」だったタレントで現在の妻である設楽りさ子(三浦りさ子)との出会いまで、若かりし頃から波乱万丈なエピソードにしゃべくりメンバーは興味津々。
カズがゴール後に行うパフォーマンス「カズダンス」をはじめとした“カズ伝説”の数々についてもトーク。ゲスト陣は「アルマーニはカズしか着ちゃいけない」「ものすごい良い匂い(がする)」「(移動のバスでは)カズさんのシートが決まってる」と口々に語り、さらに、1993年のJリーグ開幕戦でカズが「エルメス製のキャプテンマーク」を付けていた映像も紹介した。
1993年のJリーグMVP受賞時、アワードに真っ赤なスーツで登場したカズの映像も。タキシード姿の出席者が多い中での目立つ装いについて、都並氏は「(カズは)怒られながらも(目立つことを)仕掛けていって、選手の価値がどんどん上がっていった」とサッカー業界を牽引していったカズへのリスペクトを語った。
いま語る「ドーハの悲劇」と「ジョホールバルの歓喜」当時の心境は
森保監督も当時日本代表選手として出場していた、アメリカW杯の出場をかけた予選での「ドーハの悲劇」を振り返るシーンも。初のW杯出場がかかった試合において、日本は2-1でリードしながらロスタイムに同点ゴールを決められ予選敗退となった「ドーハの悲劇」。森保監督は今も「僕自身は(映像は)見たことがないです」「悔しいっていうのもありますし、悲しい」と明かす。
その「ドーハの悲劇」について映像を見ながら森保監督は、試合直後は悔しさから「放心状態であまり覚えていない」「ずっとボーッとして空を眺めてました」と語り、三浦も「あやふやですね。(普段は)わりと僕ハッキリと覚えてるほうなんですけど、現実を受け入れられないようなところがありましたね」と当時の辛い心境を吐露した。
またその4年後、フランスW杯への出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」もプレイバック。カズは1998年のフランスW杯本戦では代表メンバーに選ばれずメディアを賑わせた。三浦は「悔しさっていうのは今でも消えない部分はあります」「でも(岡田武史)監督が判断したことがすべてですし、サッカー選手でいる以上こういうことはある」と冷静に受け止め、帰国後すぐにヴェルディ川崎(当時所属)に合流して練習に参加していたことを振り返る。
森保監督は「監督としての立場で言うと(岡田監督は)チームを一番近くで見ているので最善の判断をされたのかなと思います」「岡田さんはすごく勇気のある伝え方をされた」と現在監督を務める立場から語った。
そんな森保監督はカズに「日本のサッカーの未来の発展を考えて、ピッチ上でもピッチ外でも背負って戦ってくれている」「将来的には監督になってほしい」と話す。一方、カズから見た森保監督は「強いですね、ハートが。冷静ですし」「自分の信念を絶対に曲げない」と尊敬。「代表の試合、一試合一試合が本当に重いものだと思います。プレッシャーを跳ね除けてW杯行って、自分たちの目標を達成できるように頑張ってください」と激励の言葉を贈った。
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