6月17日（木）と6月24日（木）放送の『アナザースカイ』では、2週連続でモデルの「めるる」こと生見愛瑠に密着。今回は、出身地である愛知県と、東京都・原宿の旅に密着した。

幼少期はアクティブ

現在はファッション誌『CanCam』の専属モデルを務めるなど、中高生から絶大な人気を集めるめるる。小学生の頃からモデルを始め今年で芸歴は10年だが、実はもともとは芸能界に憧れていたわけではなかったという。

幼少期のめるるは「おたまじゃくし捕まえたりとか、カエル捕まえたり」、「木登りとか皆でドロケイ、缶蹴りとか、そういう遊びをしてるアクティブな子供でした」「めちゃくちゃやんちゃで、すごいおてんばでした」という。

そんな中、エイベックス・アーティストアカデミーのレッスンに通い始めたのは小学3年生の頃。しかし、「私は嫌々だった」とめるる。

「お母さんが安室奈美恵さんに会いたいからって言って、私をレッスンに通わせた」そうで、「1回でも行ってみて!!」という母のプッシュに根負けしたという。

しかし、さまざまなレッスンを通して次第にモデルという職業に興味を持ち始めることに。

「ダンススクールに通っている時に、私が結構普通の服を着てたんですよ。普通の田舎から出てきたみたいな、普通にTシャツに短パンみたいな。だけど、周りの子達は都会っ子みたいな感じで、流行りの服とかすごいおしゃれしてて、ダサい服で行くの恥ずかしいなって思って、雑誌を買ったんですよ。勉強しようと思って。それを見てモデルになりたいと思った」とモデルを目指し始めた経緯を語った。

両親に対しては、「めちゃくちゃ応援してくれてサポートしてくれて、お母さんたちの支えがあったからやってこれたので、今度は私が支える側だと思っていて」「支えます、今度は私が」と感謝の思いを述べた。

原宿は“私の教科書”

そんなめるるが、今や「私の教科書みたいな感じ」というのが原宿。「行けばいろんな勉強ができるし、発見ができるし、最高にキラキラした場所」「美容室もあるし買い物スポットもあるので、必然的に行く場所が原宿になってて、いるだけで自信が付いた気がする」と自身にとっての原宿の存在を語った。

原宿を初めて訪れたのは10年前だったそう。「小学4年生の頃からモデルのお仕事をしていたんですけど、撮影終わりに、撮影一緒にした子とクレープを食べに竹下通りに来ました」と当時を振り返った。

今ではインスタ映えスポットをチェックするのはもちろん、買い物などで原宿を訪れ、常にトレンドをチェックしているとのこと。

特に竹下通りには思い出が残っているそうで、「（竹下通りは）遠すぎて先が見えないじゃないですか。どうなってるんだろうっていうドキドキとワクワクで進んでいきました」「私にとってのランウェイっていうのは完全にここです。一番長いランウェイ」とめるる。

「1か月経ったらもう別の原宿になってるというか、本当にいろんな店が絶えないというか、いつ行っても最新なのでそれがすごいなって感じ」と変わりゆく原宿を眺めた。

ポリシーはポジティブ思考

インスタグラムのフォロワーも多数。しかし、もともとは「写真撮るのも苦手で自撮りも苦手」で、「最初は本当に緊張して、あげるのに6時間ぐらい悩んだり」することも珍しくなかったそう。

そんなめるるが「どうしたら抜け出せるんだろうとか、めちゃくちゃ相談してました」というのが、恩人であるライターの安藤氏。「小学生（の頃）からニコプチっていう雑誌から一緒で、東京のお母さんみたいな」存在だという。

安藤氏いわく、当時のめるるは「まったく喋らなかった」そうで、「すごい綺麗な子だけど、何も喋らないから何考えてるんだろうね」などと言われていたことを明かした。

しかし、「表情をすごいちゃんと毎回勉強してきてたから、ウインクもできるようになるのすごい早かった」、「彼女はちゃんと一回グンってとらえて、それを絶対変えようみたいな感じで頑張ってたから、悩んでも前に進む為の悩み」「それがいい方に働いたのかなって」とめるるの魅力を語った。

今、「どんどん成長して今これだけテレビで喋ってるのを見ると、一番変わったっていう意味では、誰よりも変わった子だと思う」と話す安藤氏。

それに対して、「こうしたらよくなるだろうっていう風に変換していったら、ポジティブに考えられるようになっていたのかもしれないです。あんまり後ろ向きには考えたことないです」とめるる。

「ネガティブな言葉を出したら可愛くなくなっちゃうって思ってて、性格もよくなくなっちゃうって聞いたことがあって絶対に出さないようにしてました」と多くの人から支持される魅力の秘訣となる自身のポリシーを語った。