番組スタッフが22歳の“もえみ”さんと初めて会ったのは今年の4月。実は この“もえみ”さん、これまで一度も焼いたことがないのに、キッチンカーでピザ屋さんを開業したいと今まさに動き出した開業ガール。作り方は全部独学。YouTubeを見ては自宅のフライパンでピザみたいなピザを焼く日々を送る開業ガール。しかも開業資金を貯めたわけじゃないのに、仕事を辞め、借金して660万円のキッチンカーを購入したから熱意は本物！ちょっと無謀にも見えるけど、なぜそれ程までに開業したいのか聞いてみると、“もえみ”さんには小学4年生の頃から一緒に夢を叶えたいと約束した親友、“えみり”さんの存在が。なんでも“もえみ”さん、幼い頃に近所のイタリアンで食べたピザの味に魅了され、いつかはコックさんになりたいとその時から将来の夢を決めていました。そんな“もえみ”さんと小学校時代から親友だった“えみり”さんもまた、幼い頃からウェイトレスになりたいと夢を抱く少女でした。

二人は同じ時を過ごし、中学、高校に進学しても その友情は揺るぐ事がなく、いつも、いついつの日も二人で一緒にレストランを開こう、自分たちのお店を持とうと語り合っていました。そして、22歳を迎えた今、二人は小学4年生から思い描いてきた夢を今まさに実現しようと動き出していたのでした。お店の舞台となるキッチンカーは購入した。本来なら4月にはオープンしたかったけど、コロナの影響もあって5月、6月、7月に入っても未だオープンは できていない…。このままだと借金も返せない。でも、美味しいピザを焼くためには研究と練習を積み重ねる時間が必要…。二人は時間を見つけては地元・群馬県にあるピザ窯が使える格安の工房を借りては、ピザ作りの研究に勤しんでいました。

そして、遂に迎えたオープンの日。“ピザがうまく焼けない…！”“キッチンカーを停めて販売する場所が見つからない…！”これまでの二人の苦悩を知っているからこそ 心配になったハリセンボンの二人が こっそり駆けつけてくれました。お客さんは来てくれるのか？行ってみると、なんとハリセンボンの目の前にはキッチンカーの前で列をなす たくさんのお客さんの姿が！そう、二人がようやく開店したキッチンカーのピザ屋さんは、なんと大盛況となっていました！なんでも この日を迎えるにあたり、“もえみ”さんは近所でビラ配りを、“えみり”さんはSNSで告知するなど宣伝活動に勤しんでいたよう。更に、あんなに心配してたピザについても、お客さんからは“美味しい！”の声が！もちろん、はるかさんも春菜さんも二人のピザに舌鼓！さあ、ようやくスタート地点に立った二人！これからも、苦労や逆境は絶えないと思うけど、どうか二人で力を合わせて美味しいピザでお客さんを喜ばせてくださーい( *´艸｀)