旬の食材も多数!スタミナ満点夏料理 全14品を志麻さんが披露
7月19日(金)放送の『沸騰ワード10』は、伝説の家政婦・志麻さんの「猛暑を乗り切る最強レシピ」を紹介した。
今回の依頼者は、映画『キングダム 大将軍の帰還』に出演している清野菜名とプロレスラー・真壁刀義、『キングダム』ファンのなすなかにし(那須晃行、中西茂樹)と、岩田絵里奈アナウンサーの5人。
今回の志麻さんの契約時間は3時間。さっそく、調理スタート!
マグロとトマトのスイカカルパッチョ
まずは、3色の赤が鮮やかなスピード前菜「マグロとトマトのスイカカルパッチョ」。
サイコロ状に切ったマグロに塩を振り、トマトと混ぜる。そこに投入したのは、なんとスイカ。
塩・コショウとオリーブオイルをかけ、仕上げにバジルを添えれば完成。
一口食べて、「合います!」と清野。「全部食感が違うので、食感もおもしろい」とコメント。中西も「うわー、これ何!こんな合うの?面白い」と驚いた。
ニンニクとレモンの豚ひき肉そうめん
2品目は、夏の定番・そうめんをアレンジした「ニンニクとレモンの豚ひき肉そうめん」。
まず、豚ひき肉に塩・コショウと酒を加え、電子レンジで加熱。
その後、ニンニクのみじん切りとタカノツメ・小口ネギをたっぷり加える。
さらに、半個分のレモン果汁を搾り入れる。このとき、レモンに圧をかけて柔らかくしておくと、握力だけでも簡単に絞れるそう。
最後にめんつゆを加えてつけダレが完成。
清野は「レモンの香りが最初に入ってきて、ニンニクの効いたコクのあるスープが広がっておいしい」とコメント。岩田アナも「うまみ・酸味・辛味、そういうものが全部集まっている」と絶賛。「売っていたら買う」(那須)、「買い溜めしたい」(清野)と言うほど、一同気に入った様子。
焼きオクラとサバのあえもの
3品目は、夏野菜を使った「焼きオクラとサバのあえもの」。
まず、旬のオクラをグリルで焼く。
次にサバの水煮缶を用意し、大量のゴマとオリーブオイルを加え、レモンを搾る。そこに焼き上げたオクラを投入。
最後に、クミン・コリアンダー・コショウのスパイスを加えて、しっかり混ぜ合わせれば完成。
清野は「香りが食べた瞬間から広がって」と香りを絶賛。真壁も「うまい」「魚臭さがない」と高評価。
豆腐脳(ドウフウナオ)
4品目は、中国の伝統料理を砂肝で代用し再現した「豆腐脳(ドウフウナオ)」。
まず、豆腐と卵をミキサーにかけ、それをアルミホイルで蓋をし弱火で蒸す。
その間に、ネギとショウガを弱火で香りが出るまで炒め、塩・コショウした砂肝を加え、水を入れて煮込む。
しょうゆとオイスターソースで味付けし、ワカメも投入。最後に片栗粉でとろみをつけ、蒸した豆腐と卵にかければできあがり。
「キングダムにちなんで中華料理を作りたくて」と志麻さん。「キクラゲとかがよく入ってて、食感のある野菜みたいなものが入ってることもあるので、組み合わせてみようかなと」と、アレンジ方法を解説した。
食感にこだわりがある中西は「優しい味!」「うわあ(食感が)抵抗してきやがる、あー最後まで抵抗してくる」と食感の楽しさを味わう。さらに「食感はもちろん楽しめるんやけども、この卵と豆腐も、ものすごくアクセントになってる、おいしい」とコメントした。
砂肝と軟骨のキムチサラダ
5品目は、混ぜるだけの「砂肝と軟骨のキムチサラダ」。
もやし・キムチ・砂肝・軟骨・野菜を混ぜるだけで、食感を楽しめるピリ辛サラダが簡単に完成。
夏野菜のチーズハンバーグ
6品目は、「夏野菜のチーズハンバーグ」。
まずニンニクとタマネギを炒め、トマト缶を加えてソースを作り、そのソースを器に敷き詰める。
次に、合いびき肉に塩・コショウし、タマネギ・卵・パン粉・牛乳を加えて肉だねを作る。
さらに、ズッキーニは中身をくり抜き、肉だねに加える。パプリカも半分にカットして種を取り、野菜の内側に小麦粉をふり、肉だねを詰める。志麻さん曰く「接着剤になる」とのこと。
肉だねをトマトソースの上に並べ、オリーブオイルとタイムをのせ、200℃のオーブンで焼くこと50分。
取り出した後、ハンバーグの上にスライスチーズを乗せ、余熱で溶かせば完成。野菜の水分で蒸し焼きになることで、ふっくらジューシーな仕上がりになるのが特徴。
ちなみに、チーズを中に入れなかったのは「肉の厚さが薄くなると火が入りすぎたり肉汁が出やすくなる」ためと志麻さん。
岩田アナは「お肉が信じられないくらいやわらかい」とコメント。真壁は「肉に染みこむスープがうまそう」「噛み締めれば噛み締めるほど、肉汁が出てくる」と味わった。
ナスの豚肉巻き
7品目は、ご飯が進む「ナスの豚肉巻き」。
まず、旬のナスを魚焼きグリルで皮ごと丸焼きにし、焼いたナスの皮を剥く。焼く前に皮を剥かない理由について、「皮の周りにすごくうまみとか味・香りが強いので、それを移すようなイメージ」「あった方がやっぱりおいしくなるし、蒸れてくれるので柔らかく火が入ります」と志麻さん。
続いて、火を消したお湯の余熱で豚肉に火を通す。「柔らかく火が入るので」と余熱調理のコツを紹介した。
さらに、火が通った豚肉をナスに巻きつける。
最後に、豚肉で巻いた焼きナスにキュウリ・ネギ・カイワレ・タマネギ・大葉など大量の野菜をのせ、ポン酢と七味で味付けすれば完成。
「バクバク食べられる!おいしい!」と那須。真壁は「これは罪だね。これうまいわ」「このさっぱり感が素晴らしいから」と語った。
アヴゴレモノ
8品目は、鶏のうまみにレモンの酸味が効いたスープ「アヴゴレモノ」。
まず、鶏の手羽元に塩・コショウをふり、スライスしたタマネギと、水を加える。
そこにお米約半合とコンソメを入れて煮込む。「お米はとろみを付けるためにちょっと入れるんです」とのこと。
煮込んでホロホロになった手羽元だけを取り出し、残った液体をミキサーにかける。こちらはスープとして活用。
次に、卵を加え、レモン汁を入れて混ぜる。さらに追加でレモン汁を加える。こうしてできたスープに、手羽元を戻し入れ、タイム・オリーブオイル・コショウで盛り付けて完成。
「さっぱりもしてるんですけど、すごい濃厚です。ギュッと詰まってます。おいしいです」と清野。那須も「濃厚に見えるのはやっぱそのお米やね。米の甘味が引き出されて」と絶賛した。
豆腐とマンゴーの杏仁豆腐
9品目は、「豆腐とマンゴーの杏仁豆腐」。
まず、絹豆腐をサイコロ状にカットし、軽く茹でる。
次に、砂糖とシロップを加え、豆腐をシロップ漬けに。そこにマンゴーを加え、しっかり冷蔵庫で冷やし、ミントを添えたらできあがり。
スイーツ好きの真壁は「豆腐と、このフルーツたちがめちゃくちゃ合うのよ」と語った。豆腐について「本当に最後まで気が付かない」(岩田アナ)、「フルーツと食べたらわからないですね」(清野)と杏仁豆腐と差がないことに驚いた。
フレンチイカ飯
10品目は、「フレンチイカ飯」。
まず、スルメイカのゲソを細かく切り、塩・コショウをしっかりして炒める。
次に、炒めたゲソとご飯を合わせ、イカに詰めていく。爪楊枝で止めて塩・コショウ。
グラタン皿にミニトマトを敷き詰め、その上にイカを乗せる。
ソースは、「イカのうまみがくっ付いている」先ほど使ったフライパンに白ワインを入れ、イカのうまみを活かしたものに。
このソースと、オリーブオイルをかけ、ハーブのタイムを添えて200℃のオーブンで30分焼く。
仕上げに、チーズをかけてコショウをふればできあがり。トマトを潰してスープ状にし、中のご飯を出して、リゾットのように食べるのが志麻さん流。
真壁は「あーうまい!もう言うことない!本当にうまいやつ!」と絶賛。岩田アナも「あれだけのトマトが入っているからすごくまろやかに、さっぱりになって」と舌鼓。
魚介のみそマリネ
11品目は、フレンチをアレンジした「魚介のみそマリネ」。
まず、タイ・マグロ・ホタテ・トリガイをスライスして合わせる。そこにみそと旬のすだちの汁を加え、よくもみ込む。
次に、にんじんのスライスと赤たまねぎを加え、オリーブオイルを多めにかける。
電子レンジで温めたジャガイモを皿に敷き、その上に、最初に準備した生の魚介と野菜をのせれば完成。「フレンチのアレンジです。みそは使わないんですけど、ジャガイモと一緒にお刺身を食べてほしい」と志麻さん。
食べてみると…一同驚愕!「私これ絶対家でやる」と清野。柔らかなジャガイモの食感と、みそで味付けした生魚の塩辛さと酸味が絶妙に絡み合う味わいが特徴の一品。
ホタテとエビのそうめん挟み焼き
12品目は、冷蔵庫に残った余りのそうめんでできる「ホタテとエビのそうめん挟み焼き」。
なんと、固まったそうめんをオリーブオイルで焼いていく志麻さん。
焼いたそうめんの上に、ホタテ・エビ・大葉をのせ、さらにそうめんで挟む。
両面をこんがり焼き、お好みでレモンを添えて完成。「独特の食感になります。そうめんが一番適している」と志麻さん。味付けはホタテとエビにした塩・コショウだけという、シンプルな仕上がり。
「おいしいです!香ばしいです」(清野)、「うまい!うまい!これめちゃうまいね」(真壁)とそれぞれコメント。岩田アナも「パリッとした後にそうめんの食感が残っているから食べたことない」と表現。
牛肉のステーキ タマネギバターソース
13品目は、「牛肉のステーキ タマネギバターソース」。うまみたっぷりのタマネギバターソースでいただく、極限まで柔らかく仕込んだ牛肉のステーキだ。
まず、ミキサーをかけたタマネギで肉を包み込み、冷蔵庫で寝かせる。「お肉を柔らかくします」と志麻さん。
この肉は水分を拭き取り、塩・コショウしてフライパンで焼く。
ソースは、焼いた肉のうまみが残るフライパンで寝かせる際に使ったタマネギを炒め、白ワインを加えて水分を飛ばす。水を加え、少量のしょうゆ・バター・レモン汁を加え、さらに肉から出た肉汁も加えればできあがり。
そして、スライスした肉にたっぷりとソースをかける。
「オニオンのソースの甘さ!すごい!」「存分にその玉ねぎを発揮したよね、甘さが」と喜ぶ那須。
バナナのタルト・リュスティック
14品目は、「バナナのタルト・リュスティック」。
手作りのタルト生地にバナナをのせて焼き上げる。
これに、砂糖を焦がし生クリームを加えたキャラメルソースをかけ、バニラアイスを添えて完成。
「噛めば噛むほどね生地の味わいがものすごく出る。そしてバナナの風味がめちゃくちゃいい」「うまい!」と真壁。
こうして、3時間の契約時間で志麻さんが作ったのは全14品。夏の食材を使ったスタミナ料理、ぜひ試してみてはいかが?