溝端淳平が東海道五十三次で回転寿司巡り!“東海道五十三寿司” 幻の魚にも遭遇!?
4月4日(金)放送の『沸騰ワード10』では、週4で回転寿司に通うという溝端淳平に密着!
東海道五十三次は、そのルートが海の幸の宝庫であることから、「寿司ロード」だと話す溝端。実際に東海道五十三次には、東京湾は江戸前穴子、相模湾はカツオ、駿河湾は桜エビ、三河湾は鯛、伊勢湾は貝類などと、名だたる湾と名産が並んでいる。
そこで、東海道五十三次で回転寿司店を巡ることに!題して、“東海道五十三寿司”。1店舗につき「贅沢にいくことも加味しても2000円」という予算を課し、溝端の長い旅がスタート!
小田原漁港の目の前「地魚回転すし 小田原港」
まず向かったのは、神奈川・小田原漁港の目の前にある「地魚回転すし 小田原港」。漁港から毎日仕入れる魚でメニューが決まるため、ネタとの一期一会を楽しめるお店だ。
店には、小田原では定番の黒い深海魚、太刀魚にも似た味の「スミヤキの塩炙り 茎わさび海苔のせ」(627円)や料亭などでも提供される上品な白身「ヤガラの塩昆布〆」(495円)、青唐辛子でつけた「ボラのべっこう漬け」(429円)、「マトウダイの握り」(396円)など、その日の朝競り落とした鮮魚が並ぶ。
溝端がまず食べたのは「ヤリイカの姿握り」(451円)。春から初夏に旬を迎えるヤリイカに、小田原の口当たりの軽い醤油を塗って甘味を引き立てた一皿だ。
次に選んだのは「アジのネギたたき握り」(495円)。小田原の沖合はエサの豊富な岩礁地帯が続いているため、丸々と太ったアジがとれるそう。
さらに、「アラ汁」(352円)も注文。金目鯛と、その日の地魚のアラで作る小田原ならではの一杯。
最後は「とろ金目鯛の塩湘南ゴールド炙り」(649円)。※入荷状況により商品内容が変更される場合があります。
地元・小田原以外にはほとんど出回らない希少なトロ金目を使った贅沢な一貫を溝端は堪能。
お会計は、トータル1947円で無事に予算内!
小田原でもう一軒「Bistro 回転寿司 禅」
小田原でもう一軒訪れたのが、フレンチの修行をしたオーナーが始めた回転寿司「Bistro 回転寿司 禅」。
店に入った瞬間、溝端は「すごい!回転寿司の絵面じゃないですね」「ワインセラー ビストロだ!」と驚く。寿司メニューの横には、アヒージョやステーキなどのビストロメニューがずらり。
「モッツァレラのサラダ仕立て」(1500円)や「生ハム」(Mサイズ、2000円)など本格ビストロ料理も人気だが、「ロッシーニ寿司」(一貫、2000円)というフォアグラとトリュフを使った贅沢な肉寿司も話題で、県外からの常連客もいるという。
溝端が最初に食べたのは「新ガリ」(130円)。「びっくり、合う!ワインと合う!」と満面の笑みで、店員さんおすすめのオレンジワインと合わせて楽しむ。
オレンジワインは、ブドウ皮・種を丸ごと使い生み出す白ワインゆえに独特のこはく色。すっきりとした味わいで寿司にもビストロにもよく合うそう。
さらに「本鮪赤身」(二貫、530円)をチョイス。
メニューには「ヒラメ」(620円)や「タチウオ」(680円)、「つぶ貝」(580円)などもあり、思わず目移りしてしまうが…。
溝端がシメに頼んだのは「しらすのアヒージョ」(1300円)。
オリーブオイルで煮た湘南のしらすを半熟卵と頂く。「邪道が許されるのが回転寿司」「むしろ型にハマらないこそが回転寿司」「アミューズメントパークです」と回転寿司の魅力を語った溝端。今回も1960円と予算内!
箱根に足を伸ばし「金沢まいもん寿司 箱根強羅」へ
さらに神奈川・箱根へも足を伸ばす。今年1月、ついに箱根史上初という回転寿司店が誕生し、地元で話題を呼んでいるのが「金沢まいもん寿司 箱根強羅」。
石川・金沢からノドグロやがすえびなど極上ネタを専用トラックで直送するほか、静岡沼津や神奈川・小田原港も近い立地を活かして、金沢と地のもの両方を楽しめるという。
まず溝端が口にしたのは、「生サーモンオニオン」(460円)。
続いて、「滅多に入荷しない」と言われる「ひらめのえんがわ」(一貫、580円)が登場。「レモンを数滴。その上から能登の天然塩。普通のえんがわじゃない。脂が上品」とうれしそうな溝端。カレイよりも運動量が多いヒラメだからこそ、身が引き締まり歯ごたえも抜群とのこと。
「まいもんのアジフライ」(580円)は、関東では箱根店限定の一品。
「タルタル、ガリと合いますね。いぶりがっこのタルタルってあるじゃないですか。(それよりも)さらにさっぱりしている」と楽しんだ。
締めに選んだのが、自家製の「自家製のまいもん玉子焼」(290円)。
お会計は1910円。今回も予算内できっちりおさめることに成功!
深海魚を楽しめる「海天寿司 一富士丸」
さらに、駿河湾の深海魚を求め溝端が訪れたのは静岡・沼津の「海天寿司 一富士丸」。
深海魚は高級魚が多いというイメージを持つ人も多いが、実際、高級魚のノドグロや金目鯛などは深海魚に分類される。暗い深海で活動量が少ない分、脂のノリが良く、地元回転寿司でも人気のネタになっているという。
そんななか、溝端が目に留めたのは名物の「深海魚五種手巻き」。クロムツやメダイ、キンメダイ、オナガダイ、アカエビといった種類が並ぶ。
ところがこの日、狙っていたキンメを超えたキンメこと「ゴソ」や深海の七福神と呼ばれる「げほう」の入荷はないとのこと。沼津でわずか10%しか漁獲されない幻の魚だという。しかし市内で唯一入荷した店があると聞きつけ、そちらへ向かうことに!
幻の魚を求め「沼津すし之助 本店」へ
すぐさま向かったのが「沼津すし之助 本店」。数時間前に届いたばかりという「げほう」と、キンメを超えたキンメ「ゴソ」(ハシキンメ)を頂く!
まずは「げほう」(462円)から。七福神の1人、福禄寿の「外法頭」に似ていることからその名がついたそう。
「コリコリしてる。食感がしっかり。甘みがある。ヒラメとかタイとかのちょうど中間のような、高級ですごく上品な白身」と、その幻の味わいに感嘆する溝端。
続いて、貴重な「ゴソ」(ハシキンメ)のお味は…?
「やわらか!身がおいしい」「噛んだ瞬間ほわ〜って溶けるような、めちゃくちゃ繊細な白身」と溝端も大興奮。
幻の深海魚も味わえた溝端。今回の旅は静岡のこの店舗まで。「最高のスタートですよ」と、東海道五十三寿司の旅は幸先の良いスタートを切った。