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沸騰ワード10

金曜よる7時56分~8時54分 放送

伝説の家政婦志麻さん 新居改装はどこまで進んだ?ラザニアやタルトタタンなど絶品料理も披露!

2025.02.07 公開

2月7日(金)放送の『沸騰ワード10』は、伝説の家政婦・志麻さんの新居改装プロジェクトに密着。

2年前、志麻さんが自宅として購入した約400坪の土地には、母屋と納屋が2つ。納屋は、料理の本を集め、子どもたちと一緒に勉強できる図書館への大改装が進行中。

基礎の修復を終え、今回の作業では、図書館の「見た目」と「快適性」に大きく影響する外壁と内装の工事に取り掛かる。ティモンディの前田裕太と高岸宏行、日本テレビアナウンサーの岩田絵里奈も参戦!


窓枠の取り付けで「フランスの雰囲気」に

まずは窓枠の設置。職人が手作りした1点ものだそう。「フランスの雰囲気にしたくて。だからロマンもホッとできるような場所にしたくてお願いしました」と志麻さん。

窓の取り付けは一筋縄ではいかない。この窓枠の重量はなんと120kg! 



皆で力を合わせて慎重に運び、なんとか設置。そして窓をビスで固定していく。ビスの溝にドリルを真っ直ぐ入れて、垂直方向に力を入れ最初は低速で回すのがポイント。



こうして無事に窓が完成!上段は座った時に視線が抜けるよう広めに取り、下の開閉式小窓で空気を循環させるという志麻さんのこだわりが込められている。




7時間かけ土壁の中塗り

次は中の壁の仕上げ作業へ。以前、丸1日かけて下塗りした土壁に中塗り、上塗りを重ねることで、見た目だけでなく強度や断熱性、調湿性もアップするそう。

まず下塗りが乾燥したヒビに、薄くて柔らかい土を塗り込むことで剥がれにくくしていく。さらに、「貫伏せ」と呼ばれる技法を用い、貫をまたいで藁をはり、土壁の厚さの違いで入りやすいひび割れを防ぐ。



塗り方にもコツが必要で、「なるべく薄く塗って」との指導に「難しい!」「全部落ちちゃう!」と四苦八苦する一同。職人の技を見ながら徐々にコツを掴み、総勢10人で7時間かけ、中塗りが完成!



作業の後は、お楽しみの志麻さんの料理!



「ハチミツカマンベールのサラダ」は、まずカマンベールチーズにたっぷりハチミツをかけてオーブンで焼き上げる。



さらに、マスタード、りんご酢、塩・コショウ、バルサミコ酢を合わせ、オリーブオイルとサラダ油を1:1で加えた特製ドレッシングをかけると、酸味のある野菜と甘くとろりとしたカマンベールが驚くほど調和。

続いては「4層のラザニア」も登場。



焼き色をしっかりつけて旨みを引き出したひき肉のミートソースと、たっぷりのバターと小麦粉を炒めて牛乳を加えたベシャメルソース、平たいパスタを何層にも重ね、最後にたっぷりチーズをかけて250℃のオーブンで15分ほど焼き上げたら完成!




「鎧張り」で外壁を貼る

そして後日、外壁を貼る作業もスタート。使用するのは銀色の「アプリ」という技術のもの。薄いシート1枚で断熱や遮熱、防水までまかなえる優れものだが、施工している人はまだ少ないという。

外壁には、杉板を70枚使用。以前、板の表面をバーナーで焼いていた志麻さん。焼くことで炭化した部分が塗料の代わりになり、カビや虫がつきにくくなり耐久性がアップするとのこと。



これらの板を日本で多く普及した伝統工法「鎧張り」で貼っていく。これは、壁に設置したギザギザ状の桟に、甲冑のように板を段違いに重ねて壁を作る技法。板を段差にすることで雨の浸入を防ぎより長持ちする壁になる点と、木の上部分は日陰で育ちが悪く固い上に木目密度も高い、そこで上下を守って貼ると経年による木のたるみを
防ぐことができるそう。

まずは、外壁を貼る部分にギザギザに加工された桟を打ち付け、その上に防虫・防腐効果のある塗料を塗っていく。

次に柱と柱の間の長さを測り、焼き杉をカット。1枚につき上下10箇所を釘で固定する。早朝からひたすらクギを打ち続けること実に12時間、ついに図書館の外壁を貼り終えた!




図書館の小上がりが完成

さらに、図書館の小上がりも作っていく。この日は、床を支える根太と床板を貼る工程。まず床下に敷き詰められたのは、外壁にも使用した「アプリ」。わずか6mmの厚さながら断熱・遮熱・防水を兼ね備えるという優れもの。

大引の上にこのシートをピタリと貼り合わせ、大きなホチキスで止め、隙間ができないようテープでしっかり固定。その上から、根太と呼ばれる角材を一定の間隔で配置し、ビスを打って固定していく。



根太がすべて固定されると、床板の取り付けへ。板の側面には雄ざね・雌ざねの凹凸があり、継ぎ目がピッタリ合うよう作られている。



キリで板の側面に穴を開け、斜めに打ちつけていく。



また、板同士をしっかりかみ合わせるための「ビスケット」という小さな木片も使用。

保水力の高いブナの木を圧縮して作られた木片で、接着剤の水分を吸うと膨張し、隙間を埋め、床板のズレを防いでくれるという。



その後4日かけ、ようやく小上がりのフローリングが完成!




志麻さんが6時間かけて仕込んだタルトタタン

休憩時間には、志麻さんが6時間かけて仕込んだリンゴのタルトタタンが登場!



リンゴ9個をふんだんに使ったスイーツ。しつこさはなくトロトロとした食感が絶妙で、一同舌鼓。

さらに、タルトタタンで使ったリンゴの皮を乾燥させて煮出したアップルティーも。




図書館の屋根も完成

さらに、今回の作業で図書館の屋根も完成!材料は、トタンよりもさらに強いメッキを施した「ガルバリウム鋼板」。メンテナンス不要でも30年はもつという耐久性の高さが特徴。しかも、瓦に比べ軽量でリーズナブルだという。これを、傘クギと呼ばれる防水性に優れたクギをひたすら打ち込んで固定していく。



職人の技術もあり、作業開始からたった4時間で図書館の屋根が全て貼り終わった!



志麻さんの希望で薪ストーブ用の煙突も設置。「木を掃除すると森も山もキレイになるので」「上手く循環していけばいいな」(志麻さん)とのこと。

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