プレスリリース

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2001年04月02日

日本テレビと三菱商事が中華圏向けのコンテンツ・ビジネスで企画会社設立


 日本テレビ放送網株式会社(本社・東京、氏家齋一郎社長)と三菱商事株式会社(本社・東京、佐々木幹夫社長)はこの度、中国や台湾、香港といったアジア各国の、いわゆる「中華圏」向けに新規のメディア・コンテンツ事業を行うことで合意に達し、その事業検討のための企画会社「アジア・ワン株式会社」を4月2日付けで設立しました。資本金は1000万円で、500万円ずつの折半出資です。代表取締役には日本テレビの久保伸太郎メディア戦略局長が就任しました。

 この企画会社では、日本テレビ等の番組のシンジケーションやローカル・コンテンツの制作等を軸とし、これに三菱商事のグローバル・ネットワークを駆使した新規ビジネスの展開を想定しており、最大1年かけて事業検討を鋭意行い、事業会社に踏み切るかどうかを決定します。

 台湾や香港等で日本のコンテンツが高い人気を維持する中、そうした「中華圏」向けの従来のコンテンツ流通をさらに発展強化させると共に、巨大市場としての可能性を秘める中国への本格参入も視野に入れた事業検討を進めていきたいと考えております。

 今後、事業検討の過程では、台湾や香港の有力メディアとの連携も目指す一方、国内のさらなる有力企業との提携に積極的に取り組む所存です。特に広告業界は、コンテンツ・ビジネスでの実績が多いこともあり、この分野の有力企業とは既に提携を念頭に置いた話し合いを始めております。