新入社員の声

Voices

2024年
新入社員の声 Vol.30

2024.09.25 wed

PROFILE

エンジニア部門

情報理工学部情報理工学科 卒

2024年 新入社員の声 Vol.30

School Days

私の学生時代!

「人と人との巡り合わせ」を大切にしてきました。京都で生まれ育ち、大学まで10年間続けた陸上では、多くの仲間や恩師と出会いました。本当に「人」に恵まれているなと感じていました。共に笑い、高め合い、時に辛いことを乗り越えた時間は何事にも代えがたい思い出です。何をするかも大切ですが、「誰」とするのかが大切だということを知った学生生活でした。

大学陸上部の跳躍競技の仲間たち!自分自身とも向き合えたよい競技人生でした!

大学陸上部の跳躍競技の仲間たち!自分自身とも向き合えたよい競技人生でした!

また、自分は興味を持ったものは一度は体験してみるということを心掛けていました。「百聞は一見に如かず」という言葉がありますが、私はその先に「聞く<見る<する」を据えて、自分のポリシーとしていました。時間や体力に限りがあるので、特に「今」だからできることを「する」。例え同じ景色を見たとしても、今と20年後ではその感想が変わるはずだと思っています。

興味を持っていたスカイダイビングに挑戦!風を感じながら、ものすごいスピードで移り変わる景色…飛ぶ前の恐怖が一瞬で吹き飛ぶくらいの爽快感でした。

興味を持っていたスカイダイビングに挑戦!風を感じながら、ものすごいスピードで移り変わる景色…
飛ぶ前の恐怖が一瞬で吹き飛ぶくらいの爽快感でした。

Q.1

就活を始めたのはいつ?きっかけは?
日テレに決めた理由は?

A.

3年生の4月からです。きっかけは今後の生き方を定めるために社会と向き合う必要があると考えたからです。高校生の頃から自分の将来がどうなるのか、漠然と不安を感じていました。自分が何をしたいのかがわからず、理系学部だったこともあり、なんとなく大学院に進学しようかと考えていました。このなんとなくから脱却するため、自分自身で責任を持ち、納得した人生を送るために就活を始めました。
日テレに決めた理由は採用試験で自分の「人間性を見てくれている」と感じたからです。あくまで個人的な印象ではありますが、選考中に就活生として裁かれているような感覚がなかったのが、日テレでした。面接では、1人の人間として尊重していただきながら、対話を楽しめた事をよく覚えています。

Q.2

採用試験の時、ES・エントリー動画
・面接などで心掛けたこと

A.

「自分らしさ」を出すことを心掛けました。
採用「試験」と書き表されるものの、大切なことは人と人との「会話」だと考えていました。自分を取り繕ってTHE・就活生になりきるのではなく、素の自分で会話を楽しむことを意識していました。今振り返ると、素を出しすぎて関西弁が出過ぎていたと思います。実際に、面接時に「話し方では判断しないので、言いたいことを言って大丈夫だから」というフォローの言葉をいただきました。そういえば、ここは東京なんだと改めて気付かされた瞬間であり、同時に自分を受け入れてもらえたと思えたシーンでもありました。今でもそのやり取りが自分の頭の中で映像として思い浮かべることができるほど印象的で、安堵した覚えがあります。そこからは自信を持って会話することができました。

Q.3

印象に残っている研修や業務

A.

CGに関わる部署に配属された後、実業務でパリオリンピックに携われたことです。ボルダリングとBMXのコース、体操の競技場を3Dモデル化する業務を担当しました。放送ではそれらの3Dモデルを使って競技の解説がおこなわれました。視聴者にとっては何気ない競技説明のワンシーンだったと思います。ただ、自分が制作に携わったものが放送されたことで言葉にならない感情が溢れてきました。何物にも代えがたい達成感を得たような感覚でした。これまでいち視聴者として、ただただ楽しみにしていたオリンピックに微力ながら関わることができたのは、本当に貴重な体験だったと思います。「初めて」「する」という感覚は二度と味わえないので、今後も初心を忘れずに励んでいきたいです。

Q.4

入社後に知った日テレの好きなところ

A.

2つあります。1つ目は、どの年代の方々と話をしてもジェネレーションギャップを感じることがあまりないところです。時代の流れに敏感な方が非常に多いと思います。会話の節々から「若さ」がにじみ出ていてバイタリティーあふれる人たちばかりです。時に、私よりも私世代以下のトレンドに精通しているのではと驚くこともあります。また、若々しいだけではなく、やりたいことへの貪欲さも兼ね備えている所にも魅力を感じます。
2つ目は、雨が降っていても、一滴も濡れずに本社の最寄り駅から会社までたどりつけることです。本社はどの最寄駅からも近くて常に両手を空けて出社ができるのはとにかくノンストレスです。些細なことかもしれないですが、通勤の利便性は、今後毎日仕事と向き合っていく上で大切だと感じています。

この広い屋根にとてもお世話になっています。

この広い屋根にとてもお世話になっています。

Q.5

就活生に一言!

A.

私も就活中、皆さんと同じく「新入社員の声」を参考にしていました。先輩方の文章を読むと、何か特別なことをしなければならないのでは?といった衝動に駆られることもあるかもしれません。かくいう私もそのひとりでした。ただ、不必要に周りと比較すると、焦りと不安でくたびれてしまうと思います。無理に他の方と比べる必要はないのではと感じています。
そして、限られた時間の中では、必ずしも誰かが通った轍の上を走る必要はなく、本当に自分のしたいことを考えて自分の道を進んだ方が価値があるのではないかとも思います。今の世の中は良くも悪くも選択肢に溢れています。それを逆手にとって「なぜ自分がその行動をしたいのか」を意識しながら、たくさんの選択を繰り返してみるのはいかがでしょうか。自分のした選択に動機が重なり、自分がどういう目的で、どう動くタイプの人間なのかという自己理解が深まるのではないかと思います。さらに、その行動自体も自分にとってより価値が高いものになるかもしれません。

もちろん、誰かが残してくれた轍を踏む判断もありだと思います。移動時間を減らして先人が見つけてくれた綺麗な景色にたどり着くことができますので…。

もちろん、誰かが残してくれた轍を踏む判断もありだと思います。
移動時間を減らして先人が見つけてくれた綺麗な景色にたどり着くことができますので…。

元気な今のうちにフルマラソンに参加してみました。就活はマラソンに通ずるところがあると感じました。「道中は辛い時間かもしれませんが、終わってみればよい経験だった」と皆さんが最高のゴールを迎えられる事を願っています。

元気な今のうちにフルマラソンに参加してみました。就活はマラソンに通ずるところがあると感じました。
「道中は辛い時間かもしれませんが、終わってみればよい経験だった」
と皆さんが最高のゴールを迎えられる事を願っています。