新入社員の声

Voices

2024年
新入社員の声 Vol.35

2024.10.30 wed

PROFILE

コンテンツ制作・報道部門

総合政策学部政策科学科 卒

2024年 新入社員の声 Vol.35

School Days

私の学生時代!

学費の元を取ろうと、気づけば卒業単位を10単位以上超過して履修していました。ゼミは、楽しそうといった感覚や自分の興味よりも就職実績を優先して選びました。常に将来から逆算して動いていた学生時代だったと思います。私はどちらかというと内向的な性格で交友関係が狭かったため、絵にかいたような青春は謳歌してきませんでした。それでも要所で1人くらいずつ、とても大切だと思える友人に出会うことができました。私はそれで十分だと思います。休日はテレビを見たり、漫画を読んだり、絵を描いたり、考え事をしたり、基本的に家でコンテンツを楽しむ学生生活でしたが、だからこそ今の自分があるのだといつか誇れるように励んでいきたいです。

時間が有り余っていた分、ヲタ活は充実していました。
時間が有り余っていた分、ヲタ活は充実していました。

時間が有り余っていた分、ヲタ活は充実していました。

Q.1

就活を始めたのはいつ?きっかけは?
日テレに決めた理由は?

A.

就活を始めたのは大学3年生の10月です。幼い頃からテレビっ子で、元々テレビ番組を作ることに憧れはありました。そして思うようにいかなかった高校時代、鬱屈とした毎日でもテレビのおかげで楽しく過ごすことができました。バラエティー番組を見ている間は現実の悩み事を全て忘れて、心から笑うことができる。この高校時代の経験をきっかけに、今度は私が人々の心と人生の支えとなるような楽しい番組を作りたいと、本格的にテレビ業界を目指し始めました。

大好きな番組と2ショット。

大好きな番組と2ショット。

Q.2

採用試験の時、ES・エントリー動画
・面接などで心掛けたこと

A.

話すことに苦手意識があったため、その代わりにできる限り実績や証拠を集めることに力を注ぎました。人よりも多く単位を取得した話や成績上位であること、ゼミでの受賞歴やSNS投稿で200万回再生を記録した成果、自身が描いたイラストに大好きな芸人さんから直筆のサインをいただけたエピソードなど、エントリーシートの学術面の欄から趣味の欄まで全ての項目をガクチカでいっぱいに埋められるように尽力しました。
特に意識していたのは独りよがりにならないことです。自己流ではなく、実際にその道で成功している人をよく観察し分析することを大切にしていました。例えばゼミで賞を獲得した先輩の行動を見習ったり、SNSでバズっている投稿について分析したり、他者の良いところから学ぶようにしました。そして、実際にESを書く際は、書き手(自分)の目線よりも読み手(相手)の目線や気持ちを考えること。個人の感覚ではありますが、それらの積み重ねで通過率は格段に上がったように思います。

変身願望強めです。他社の動画選考では綾波レイのコスプレをしました。画像の左側に写るのは私のコスプレ趣味に付き合ってくれた、ノリとセンスが抜群の素敵な同期です。

変身願望強めです。他社の動画選考では綾波レイのコスプレをしました。
画像の左側に写るのは私のコスプレ趣味に付き合ってくれた、ノリとセンスが抜群の素敵な同期です。

Q.3

印象に残っている研修や業務

A.

ヒルナンデス!の業務です。番組としてしっかり情報を調べた上で放送しているのだろうなと考えていましたが、実際に担当してみると想像以上でした。例えば、店名や商品名ひとつを取っても、ひらがな表記なのかカタカナ表記なのか、間にスペースは入るのか、アルファベットの場合は大文字か小文字かなど、細かく確認をします。大切なお店や商品を取り扱わせていただくため、リスペクトを持って表現のひとつひとつに齟齬がないか、情報に誤りがないかを裏取りする必要があります。ロケ前の事前取材はもちろん、編集に入ってからも放送ギリギリまで取材先の担当者とやり取りを重ね、綿密に情報の確認をしていきます。ここまでやるのかと驚くこともありましたが、制作に携わるものとしてその誠実なスタンスに安心もしました。しっかりと食らいついて成長していきたいと思える環境です。

Q.4

入社後に知った日テレの好きなところ

A.

人柄の良さです。選考中日テレの面接官は、口下手な私の話に親身になって耳を傾けてくださいました。入社してからも感じるのが、私のつたない説明にも「つまりこういうことだったりする?」といったように常に理解しよう、受け入れようとしてくださる姿勢です。
特に同期は、今までの人生で様々な出会いがあった中で群を抜いて良い人たちです。同期全体で1クラスつくれるくらいの人がいますが、みんな分け隔てなく仲が良いです。特定のグループが出来たり、壁を作ったりするようなこともありません。そんな同期と色んな場所に出向き、色んな話をして、学生時代の失った青春を取り返す勢いで楽しんでいます。

自然が好きな同期3人で渓流釣りに。人里から離れ、静かで穏やかな空間が心地よく、2つ先のバス停までおしゃべりしながら歩きました。

自然が好きな同期3人で渓流釣りに。人里から離れ、静かで穏やかな空間が心地よく、
2つ先のバス停までおしゃべりしながら歩きました。

汐留サマースクール2024では同期が担当するブースも出展されていました。休みの同期数人でお邪魔してきました。こちらは体験で出来上がった写真を持ってニヤつく同期。配属部署の垣根を越えて仲が良いです。

汐留サマースクール2024では同期が担当するブースも出展されていました。
休みの同期数人でお邪魔してきました。
こちらは体験で出来上がった写真を持ってニヤつく同期。配属部署の垣根を越えて仲が良いです。

Q.5

就活生に一言!

A.

私個人として就活において出来ることは、成功する「確率を上げること」だと考えます。話すことが下手だから書くことに力を入れよう。取り繕うことができないならば実績を積もう。逆算してここまでにこれに取り組んでおこう。AとB、どちらを選んだときに、どんなことがどのくらいの可能性で起こりうるか、常に計算しながら動いていました。
ただ、どれだけ計算したとしても失敗はするものだと思います。そして、その失敗には利用価値があるとも思います。私の場合、ありがたいことに3社のインターンに通過することができたのですが、同時期に新型コロナウイルスに感染してしまい、すべて辞退せざるを得なくなりました。また振り出しに戻ってしまったようで、とても落ち込みました。しかしそこでくじけることなく、逆にこの悔しさを色んな面接で伝えたり、グループワークの課題に取り入れたりもしました。そして最終的には良い結果が得られました。実体験から出る想いや意見は周りの人の心を動かす力があるのだと思います。
今はまだ思うようにいかず、焦燥感に駆られることもあるかと思います。まずは成功確率を上げるすべをさぐってみていただき、それでも思い通りにならないことがあったら、次はその失敗をどう未来の糧してやろうかと考えてみてもらえればと思います。私の場合、失敗も自分の武器だと考えられるようになってからは気が楽になり、わずかばかりリラックスして取り組めるようになりました。