ストーリー
#04 2017/11/12
澪(武井咲)は7年前に交通事故で亡くなった両親の墓参りで、教師だった母・七海(石田ひかり)の教え子・國枝友基(森田甘路)に会う。問題児だった自分を救ってくれた七海に恩義を感じていると言う國枝は、澪に「7年前の交通事故で本当に悪い奴は別にいる」という意味深な言葉を残す。事故の真相が気になる澪は迷いつつも脅迫屋を訪ね、千川(ディーン・フジオカ)ではなく、栃乙女(島崎遥香)に事故の調査を頼む。
一方、今まで澪に親切な顔を見せていたアパートの隣人・カオル(鈴木伸之)は、裏では澪の部屋を盗聴し、行動を監視していて…。そんな中、國枝が傷害事件を起こして逃走する。國枝にメールを送っていたことから、任意の聴取のため警察に呼ばれた澪。そこで、國枝が襲った男が7年前、澪の両親を轢いた車両に同乗していた添島邦昭(前田公輝)だと知らされる。
01
その頃、ただの世間知らずの女子大生だと思っていた澪の不幸な生い立ちを知った千川は、本心では澪の力になりたいと思うものの素直に行動に移せず…。また澪は警察に迎えに来た新戸部(袴田吉彦)の計らいで久々に祖父の轟雄之助(近藤正臣)と顔を合わせるが、余計なことに首をつっこむなと釘を刺され、険悪なまま決別してしまう。
栃乙女の調査の結果、7年前の事故の犯人として服役を終えた男はその後、添島の父が経営する会社で異例の出世をしていることが判明。千川は男が真犯人の添島の身代わりとなって服役したのではないかと推測し、澪に添島の脅迫を持ちかける。しかし、脅迫という手段を拒む澪は直接添島の話を聞きに行き、添島から当時飲酒運転をして両親を轢いたことを聞かされる…。反省の色も見せない添島にショックを受けた澪を連れて千川は添島の後を追う。そこで2人が見たのは、待ち伏せていた國枝がナイフで添島を再び襲おうとするところだった。澪は、咄嗟に國枝を止めなかった自分に衝撃を受ける。
02
新たに明らかになった余罪も含め、改めて添島を脅迫しようとする千川に、澪は母の教えを守って人を憎みたくないと話す。しかし、千川は自分の中の憎しみを押し殺そうとする澪を不健康だと一蹴。澪は添島を許したいと思いつつも、千川の言葉が耳から離れず…。果たして、澪のため千川が考えた解決策とは…!?