ストーリー
#08 2017/12/10
レストランでの感電死事件の背後に大きな力が動いていることに気づいた千川(ディーン・フジオカ)だったが、なんと医師の高ノ森(笠原秀幸)に背後から襲われてしまう。一方、スナオ(間宮祥太朗)から自分が千川の亡き恋人・来栖稚奈(松下奈緒)の弟であることを明かされた澪(武井咲)は、千川が未だに恋人の不審な死の真相を追っていると知り、かつて稚奈がオリジナルのTシャツ屋を営んでいたアトリエを訪ねる。そこで見つけたのは、高ノ森から逃げてきて血まみれで倒れている千川で…。千川と稚奈の過去の思い出が詰まったアトリエで看病をする澪は、稚奈がボランティア団体「雨垂れの会」の富永(真野響子)と映っている写真を見つける。
その頃、目黒(三宅弘城)と栃乙女(島崎遥香)のいるアジトでは、スナオが自分の正体と、姉・稚奈から聞いていた千川の過去について告白していた…。
01
4年前−。脅迫の仕事で怪我を負い行き倒れ状態の千川を見つけた稚奈が、千川を自分のアトリエに匿って看病したことで二人が出会ったこと。犯罪者でも傷ついた人は放っておけないという稚奈の明るくまっすぐな性格に触れ、孤独だった千川が稚奈に心を許すようになったいきさつなど。しかし、千川がアトリエに居座り二人で暮らすようになったある日、稚奈のアトリエが地上げ屋の松尾(相島一之)に目をつけられ、立ち退きを迫られてしまう。脅迫で解決しようとする千川を制して、施設に入っていた時に母親代わりになってくれた雨垂れの会の富永に相談した稚奈だったが、ほどなくして松尾は不審な事故死を遂げ…。そして急な仕事で呼ばれた千川の留守中に、稚奈はスズメバチに刺され突然亡くなってしまう。警察では不幸な偶然が重なった事故とされるが、「これは事故ではなく殺人ではないか」という疑惑を千川は持ち続けたまま時が流れた。
02
そして現在…。澪は祖父の轟(近藤正臣)から依頼の見返りに千川に頼まれたという“ある物”を預けられる。遂に千川の復讐が動き出そうとしていた…。