「ロボット」というと何か金属的な、無機質な、冷たい感じを受ける人が多いと思う。私もそうだった、ホンダのアシモ君に会うまでは…。
ウワサには聞いていたが、実際に彼(ホントは彼か彼女かは分かんないけど)と対面する機会に恵まれた私は「ロボット〜!?」といぶかしく思いながら青山のロケ現場に足を運んだ。「とにかくfirst reactionが欲しいので、事前には会わないで下さい」とOディレクターに念を押され、ぼんやりロビーで待っていた私。
「うおずみさ〜ん、コンニチハァ〜」というかわいらしい声にびっくりして振り向くと、大きさ的には恐らくドラえもんくらいのアシモ君が、私の名を呼んで立っていた。「か、かわいい…」その愛らしさにぼう然と立ち尽くしていると、「お忙しいナカお越しいただき、ありがとうございマス。あちらがプレスルームになります。ご案内いたします。右に曲がります…」としゃべりながら部屋まで廊下を歩きつつ案内してくれた。スンナリしゃべるし、ふつーに歩くし、身振りもけっこう自然にできている。「ホォー」深く感心しながら、アシモ君の目をのぞきこんでみた。「ん?何ですか?」オオッ!こんなことまで反応するのかっっ。
時間はかかっても、ロボットが人間に限りなく近づく日は、間違いなくやって
来そうだ…。
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「アシモ君ってこんなに小さいの!?」という声がスタッフから続出!なぜ?
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