スカイピース ライヴでは、大好きなnobodyknows+の楽曲「ココロオドル」と、スカイピースの新曲「脳SIGNAL」を披露
トークでは、デュオを結成するまでの経緯やユーチューバーと
ミュージシャンの両方の活動する上での気持ち、さらにはデビュー時の苦悩など幅広く語る
スカイピース
ライヴでは、大好きなnobodyknows+の楽曲「ココロオドル」
と、スカイピースの新曲「脳SIGNAL」を披露
毎週1組のアーティストを迎え、彼らの中に今も血液として脈々と流れる思い入れのある音楽や、背中を追い続けるアーティストにまつわるトークを交えつつ、ライヴ映像で紐解く新感覚の音楽番組「MUSIC BLOOD」。今回のゲストはスカイピースさんでした!トークではデュオを結成するまでの経緯やユーチューバーとミュージシャンの両方の活動する上での気持ち、さらにはデビュー時の苦悩など幅広く語っていただきました。ライヴでは、二人とも大好きだというnobodyknows+の楽曲「ココロオドル」と、スカイピースの新曲「脳SIGNAL」を披露。ここではオンエアに入りきらなかったシーンも含めて、収録の裏側の一部をリポートします!
ゲストはスカイピース。チャンネル登録者数460万人、動画総再生回数32億回を誇る、ティーンに絶大な人気を誇っている。日本一のコンビユーチューバーでありながら、ほかのユーチューバーと違うのが、ユーチューバーとして初めてメジャーデビューしたアーティストであるということ。武道館公演を行えばチケットは秒で完売。そんなスカイピースのMUSIC BLOODとは。
(オープニングトーク)
今回のゲストは人気ユーチューバーとして初めてメジャーデビューをしたアーティストということで「雄大はYouTube見る?」という質問から。「今日のゲストの番組も見ますよ」という千葉さん。今回のゲストが有名チェーン店などで”一万円を使い切る”企画の産みの親ということで「雄大はやってみたい一万円企画ある?」と訊くも、「…サイゼリヤ」と千葉さん。「もろ(本家と)まんまじゃん(笑)!」と、田中さんが突っ込んだところでスタートです!
(トーク)
お互いにあいさつを済ませ、スカイピースのフォロワーが460万人ということに触れると「特に相方は自信がない性格で、最初は1万人ですら到達すると思っていませんでした」とテオさん。「平成フラミンゴさんの回を拝見しました」と千葉さんが告白すると「嬉しい!僕らのことを知っていたことだけでも光栄なのに!」とスカイピースの二人は大感激。また色んなところで使われている(!?)”一万円企画”については「広まってくれる分には嬉しいです。でも声を大にして言いたいのは、僕らが元祖だってことだけは知っていてください(笑)!」と産みの親であることをきっちりアピールするテオさん。
続いて話題は他のユーチューバーとのコラボについて。
「オファーは全部自分たちでやっています。SNSのフォローから始めて、その後DMを送ってお願いしていますが、僕らはフォロワーが460万人いるおかげで、声をかけさせていただくとほぼ皆さんOKしてくれます。フォロワー数が少ないと実現できないと思っていたので、コラボは100万人を超えてから始めました」と、イニさんとテオさんが交互に語ります。
ユーチューバーとアーティスト、二足のわらじを履くことで大変なことについて訊くと、イニさんは「睡眠時間が少ないことですね。だいたい4時間睡眠くらい」。続けてテオさんは睡眠時間が少なくなる理由について「自分がアーティストさんのアルバムを購入する際は、色んな曲を楽しむために買うわけですが、僕らがYouTubeで番組を作るときは、どの番組も見る人が楽しめるように作っています。一切妥協したくないので、その分時間もかかるんですよね」。
二人がアーティスト活動を始める経緯についての話に。よくよく聞くと、もともと音楽をやっていたのはイニさんのみだったそう。「高校生の時にアニメの歌やラップを投稿していました。ニコニコ動画という場所があって、そこでは誰でも歌やラップをアップできるんです。それにハマって当時は毎日投稿していました」。これに対しテオさんは「一切やっていなくて、ジンたん(=イニさん)に会ってから始めました。それまではVineという動画をメインに活動していました」。テオさんがバズったVineでの動画はかなり斬新なものだったが、これで一気に人気ものに。「ぶりっこを誇張しまくった動画なのですが、これがバズって、それまで5人しかいなかったフォロワーが数日で1万人になりました」
テオさんは当時、どうやってイニさんを誘ったのかというと「もともと個人でYouTubeをやっていたのですが二人ともちょっとした有名人で、ある日SNSをフォローしてから交流がスタートしたのですが、5回くらい誘ってようやくOKをもらいました。出会ってから2〜3ヶ月くらいですね」。これに対しイニさんは「当時、不動産屋に入社が決まっていて入社式まで出席していたのでかなり迷いましたが、テオくんから熱心に誘われて一緒に始めることにしました。親にそのことを伝えたら賛成してくれて。すごく感謝しています」と振り返ります。
実家が大工であるというテオさんも、ユーチューバーとして活動すると決めるまでにはかなり悩んだそうだが、決心することができたのはお母さんの存在。「親が何でもさせてくれる人で『好きなことをしてダメだったら戻ってきて大工をやればいいから』って。その言葉で安心感が生まれました」。
そんな二人は結成1年で登録者数100万人を突破。ユーチューバーとして活動をしつつアーティストとしても活動を始めるが、音楽で活動をする際、最初は悔しい思いをしたという。テオさんが当時を振り返ります。「1stシングルでアニメの主題歌を歌わせていただいたのですが、コメント欄を見たら『ポット出のユーチューバーが笑わせんな』とか、批判的なものが多くて。でもその気持も納得できました。自分もアニメが好きだったので、アニメファンの方からしたらそうやって思うのも仕方ないなって。それからは僕らのことを求めている人のために頑張ろうって思うようになりました」。イニさんも「ユーチューバーでメジャーアーティストという人はこれまでいなかったので、先陣を切ってやっていこうという思いでした。ちゃんとやっている姿を見せることでしか、世間から認めてもらえないなって」。
そんなスカイピースのBLOOD SONGはnobodyknows+の「ココロオドル」。「小学生の時に兄貴が教えてくれて、それからはカラオケに行くたびにみんなで歌っていました」とテオさん。イニさんも「二人で何度もカラオケで歌っています」と語ります。
二人ともこの曲が好きすぎて、カバーをさせてもらうべく本人に直談判したそうで。「番組でご一緒させていただく機会があって、その時にカバーをさせてほしいとお願いをしたら快諾していただいて。あの時は嬉しかったです」と興奮気味に語るイニさん。続けてテオさんも「(視聴者の)”感情を動かす”という僕らの信念のように、今回のパフォーマンスでは心躍らせたいです」と力強く話します。
さらに今回披露するもう一曲が「脳SIGNAL」。テオさんが「僕らはさわやかで楽しいイメージを持たれていますが、6年間活動をする中で、今回は大人の恋愛をテーマにした楽曲になっています。大人なワードが満載なのでそちらもお楽しみに!」。
そしてイニさんがおもむろに「圭さん、どうやったら色気ってでますかね?」と、田中さんへ質問すると「MV見たけど、すごい色気出てましたよ!」と田中さん。続けて「雄大は色気ある?」と無茶振りをすると「シャツのボタンを開けた方がいいんじゃないですか?(田中さんが着ているシャツを指しつつ)ほら、圭さんも開いてるし」と千葉さん。「たしかに、一つ開けた方がいいかもね(笑)!」と、なぜかドヤ顔でアドバイスをする田中さん(笑)。
そして最後にお待ちかね、曲フリの時間に。スカイピースの二人から「女性のささやく感じで」というリクエストが。すると、曲紹介をした後にキスをするような色っぽい表情を見せる千葉さん(笑)。これには「何してんのよ(笑)!」と突っ込まずにはいられない田中さんなのでした(笑)!
(ライヴ)
「よろしくお願いします!」と、元気&丁寧にあいさつをしながらスタンドイン。セッティング中は二人で談笑をしつつ、段取りのチェックをしながらスタンバイ。カラフルな照明に彩られながら、まずは「ココロオドル」を披露。カラオケなどで過去に何度も二人で歌い込んだというだけあり、息もピッタリ。スピーディーなメロディに合わせて、エネルギッシュなパフォーマンスを披露します。楽しそうに歌う二人の姿を見るだけで、まさに”ココロオドル”こと間違いありません!また切ないラヴソングである新曲「脳SIGNAL」では、バックダンサーを従えてアクト。聴くだけで自然と体を動かしたくなるメロウ&スローなメロディーは、かなり心地良いもの。ラップをベースに紡がれている、恋する女性への思いや男性のダメな部分には共感する人も多いはずです。UNCUTの撮影では今回は特別に、いつものようなライヴではなく、ここでしか見られない二人のトークや動画を披露。YouTubeでは絶対に見られない内容なので、ぜひsmash.でチェックしてください!