臨時休校やコロナウイルスの感染拡大で、スーパーや家電量販店では、いま、意外なものが急激に売れているといいます。
■納豆が品薄状態
きょう、都内のスーパーでは、品薄状態になっている商品が。それは…納豆です。
先週から、仕入れをしたくても、通常の半分ほどしか入荷できないといいます。
そのため「お1人様1点限り」など、店側は工夫しながら販売しています。
品薄状態はほかのスーパーでも相次いでおり、免疫力を上げる意識が高まっていることを背景に、納豆が人気になっているといいます。
こんなものも売れている「運動できない」不満を解消するもの 「冷蔵庫」も
■お弁当には欠かせない「あれ」も
急激に売れている意外な商品はほかにもあります。
お弁当を作る家庭が増えたことでミニトマトの需要が増え、運動会の時の売れ行きが毎日のように続いているスーパーもあるとのこと。
普段、ミニトマトが売れるのは、お弁当需要が増える運動会シーズンですが、今月に入って例年に比べ、5倍ほど売れる日もあるといいます。
さらに、子どもたちに人気の「ふりかけ」も売れ行きが伸びているとのことです。
全国で続く“一斉休校の措置”の影響で、お弁当を作る人が増加し、関連商品が、軒並み人気となっていました。
■「昼ごはん」検索が3倍に
料理のレシピを動画で配信する会社では、先月末から新しいサービスを開始。
その名も「お助けランチ」
新型コロナウイルスの影響で、お昼を作らないといけない親が増えたため、動画の時短レシピをまとめたサイトを立ち上げたといいます。
今回撮影していたのは、10分で作れるというキムチチャーハンの時短料理。
キムチとネギを刻み、ご飯に卵などを入れレンジで温めます。盛り付ければあっという間に完成です。
企画を発案したのは、休校中の子どもがいる社員。
料理レシピの投稿サイトを運営する会社のアンケートでも、
3月に入ってから「昼ごはん」と検索した人が、去年の同じ時期と比べおよそ3倍にもなっているといいます。
■自宅で除菌生活
家で過ごす人が増える中、いま人気の商品が使い捨てのダスターや、ゴム手袋。
さらに、マスクを嫌がる小さな子どもがいる親などには首から提げる除菌アイテムが人気だといいます。
家電量販店では、空気清浄機のコーナーを拡大して展開。
密閉空間となってしまう家の室内の空気を清浄化するという家電が、例年の1.5倍売れていました。
休校の意外な影響は、まだ広がりそうです。
※3月10日放送 news every. 「ナゼナニっ?」より
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