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【本当の中国・北京 コロナと暮らしの今①】地下鉄はガラガラ… タクシーはビニール張りに

感染拡大を防ぐため、日本では一斉休校の措置や、イベントの自粛や中止などが実施されてきましたが、海外では新型コロナウイルスに対してどのような対策をしているのでしょうか?
最初に感染拡大が起きた中国のコロナウイルス対策や現地の状況について、北京支局の古江正彦特派員がお届けします。

 

一時期よりまし、でも地下鉄はガラガラ

NNN北京支局の古江正彦特派員

中国のコロナウイルス対策や北京の現在の状況について、古江特派員と街歩きをしながら見ていきたいと思います。
まずは、地下鉄の様子。


▲古江特派員「人もまばらで、ガラガラ。駅構内に入っても数人としかすれ違いません。」

 


建国門駅から、ショッピング街の王府井駅に向かう古江特派員

 

電車に乗ってみると…ほとんど人がいなくなっていました。普段は席が埋まるほどには混んでいるのですが、今は端っこに座っているくらい。
みんなマスクをしています。一時期に比べれば人が戻っているのかもしれませんが、新型コロナウイルスの影響で外出を控える人がまだまだ多いようです。

 


▲王府井駅周辺はレストランなども多く、日本でいうと銀座のようなところ。平日も人出の多い場所のはずですが…人気がありません。

 

タクシーはビニール張り!「消毒済み」の文字も
地下鉄を降り、次はタクシーに乗ってみることにしました。


▲タクシーを呼ぶ古江特派員

 

運転席と後部座席の間にはビニールが張られていました。

 


▲コロナのために張られたビニールの仕切り、普段は見られない光景

 

中国ではいま、タクシーのほとんどがこのようにビニール張りとなっていて、前後が分かれています。
少し隙間も見えますが…飛沫感染を防ぐためには有効かもしれません。タクシーの窓から街中を見ても、人通りはほとんどありません。

 


▲後部座席の張り紙「きょうはすでに消毒済み、安心して乗ってください」

 

北京ではいま、経済活動を回復させようと、以前に比べて人通りが戻ってはきていますが、新型コロナウイルスの影響はまだまだ色濃く残っています。

 

 

【本当の中国・北京 コロナと暮らしの今②】あらゆるところで ”検温” 徹底する中国のコロナ対策とは
 

(本記事は2020年3月9日に行われた取材を基に作成しています) 

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