アメリカのトランプ大統領は21日、東京オリンピック・パラリンピックの開催について、
「安倍首相が近く決断するだろう」「来年に延期することも含めた選択肢がある。いずれにしろ日本次第だ」などと自身の考えを示しました。
トランプ大統領は「安倍首相との間には、すばらしい関係がある」「あなたの決断次第だと伝えてある」と述べ、
安倍首相の判断を尊重する意向を改めて示しました。
また、「どのような決断かはわからないし、私が影響を与えるべきとは思わない」として、
自ら直接、延期などの提案を行う考えはないことも強調しています。
一方、アメリカの有力紙・ワシントンポストは、
「中止か延期にしなければならない」との見出しで社説を掲載しました。
「予定通り行おうというのは、完全にばかげているし、無責任だ」と批判しています。
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